患者さまからのお手紙
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掲載お手紙数534通 毎週金曜日更新
2024年11月に出産された患者さまから
浅田さんへ転院する前に他院で一年半治療していましたが、年齢の事もあり、自費治療をすぐに勧められました。th1th2トリオ検査など一通り治療してきましたが結果は出ず。諦めきれずに転院を考えました。浅田さんに転院する前に違うクリニックに説明を聞きに行ったんですが、やはり年齢と過去の治療結果内容を見て、自費とpgt-aを勧められましたが結局断り...。
迷いながら浅田さんに初めて行った時、先生にこの数値なら保険で治療可能と言われ驚きました。しかも他院で検査したトリオやth1th2などあまり関係ないと。正直不安でしたが結局先生方の見立てで3回採卵し、3回目の移植で無事妊娠、出産までいけました。
保険で行けるなんて...あの他院の高額な治療は一体...と思いますが、何よりも他院でメンタル的に追い込まれネガティブになってたところ、先生やその他のスタッフの方は追い込む事を言う事なく、むしろ励まして下さり、楽な気持ちで治療出来たことが良かったと思いました。本当にありがとうございました。

2024年10月に出産された患者さまから
32歳から不妊治療を始め出産までちょうど8年間かかりました。私は家から近い総合病院で不妊治療を3年間しました。私の場合、採卵しても0個もしくは取れても3個ほどでした。採卵、移植を繰り返しましたが妊娠には至りませんでした。なかなか卵が育たず採卵できなくなり病院からもうこれで治療を終了するか他の病院に行くか言われました。
私は諦めきれない気持ちがあり浅田レディースクリニックに行くことにしました。浅田レディースに初めて診察に行き思ったことはここで妊娠できなかったら諦めきれるなと思いました。前の病院でも私の身体の状態をみたり血液検査(診察後に血液検査をして次回診察時にその結果をみている)をして薬の処方や注射をしていましたがあまり処置が変わることはありませんでした。そのため卵がとれても成熟卵ではなかったりしました。卵が取れても受精できないことが何度もありました。
浅田レディースクリニックでも採卵しても取れないことがありましたが卵が取れれば受精できていました。私が今思うことは家から近いからと総合病院で治療を始めましたがもっときちんと病院を調べて浅田レディースクリニックに行っていればもっと早く妊娠し、出産できていたのではないかと思っています。
今、産まれた赤ちゃんはすくすく育っています。8年間治療をしていたので育児をしている毎日が実感が湧きません。

2024年11月に出産された患者さまから
説明会に参加した時、子どもができずかなり精神的に参っていました。浅田先生のお話の中で、「頑張ることは何もなく、ただ言われた日に来てくれればいい」と言っていました。言い方は悪いですが、簡単に言うと、どこかの部族の方とかは、明らかに自分たちより環境が整ってないけど、何人も子どもを産んでいる、だから何にもしなくてもできる人はできるし、できない人はできないと。今まで、子供を授かりたい為に、いろんなことをしました。それなのになんで、頑張ってるのになんでできないんだろうと苦しんでいたところ、浅田先生のこの声で気持ちが少し楽になり、このクリニックで頑張ろうと決めました。
保険適用前だったので、お金のこともあり、一度中断もしましたが、保険適用になり、お金も貯まったタイミングでもう一度チャレンジしました。移植3回目、不妊治療開始から5年のタイミングで初めて着床し、無事に子供を産むことができました。治療をしてもなかなか授からない時は、浅田先生のお話を思い出して頑張っていました。
今、治療で悩んでいる方、毎日本当に辛い思いをしていると思います。外に出れば子連れの方や、妊婦さんが目に入るし、ニュースでは芸能人の妊娠報告。友達の妊娠報告でさえもあまり喜べませんでした。自分は本当に妊娠できるのだろうかと終わりの見えない毎日がとても苦しかったです。でも、そう思ってるのは自分だけじゃないです。
きっと、クリニックで今隣にいる人も、みんな、毎日辛い思いをしてるんだと思います。だから、大丈夫。自分を責めないで。今できることを、楽しんでください。どうか、治療で辛い思いをしている全ての方が幸せになりますように。

2024年10月に出産された患者さまから
浅田レディースクリニック様のおかげで無事、第一子、第二子を授かることができました。
結婚後、自然妊娠を期待して数年様子を見たのですが授からず、自分の年齢のことも考え「不妊治療を始めるなら今だ!今が自分にとって一番若い時だ!」と思い行動しました。不妊治療には多額の治療費、仕事との両立、精神的肉体的な負担不安が大きく簡単なことではありません。ですが希望していた子供二人を授かることができ、本当にやってよかったと思っています。
もし授からなかったとしても「今できる最大限の努力をした」という経験があれば悔いはありません。あの時行動しておけば...という後悔が私は一番辛いと感じます。子どもが居ても居なくても幸せになれる世の中で「絶対に子どもが居なければ!」とは思いませんが、もし子どもを望んでいて金銭面や時間の都合が取れるのであれば、後悔することのない様ぜひ挑戦してほしいと思います。
子どもが無事に生まれてからも子供の成長を見守り不安になったり大変なことはずっと続きます。それでも不妊治療をしたという経験も今の自分と子どもとの繋がりをより強いものにしているように感じています。
不妊治療でお世話になった先生やスタッフの方々に感謝しています。ありがとうございました。

2024年11月に出産された患者さまから
私はできれば出産したいという気持はありましたが、保険治療でできる治療回数範囲で生活に無理なくと思ってクリニックを受信しました。最初のステップから体外受精をする事になり、幸運に恵まれて一度目で妊娠できました。母子共に健康で赤ちゃんが無事に誕生しました。
我が子の可愛さは日に日に増し、自分にとってかけがえのない存在になりました。母にならなければこんな幸せを知ることはなく、また違った人生を歩んでしたと思います。赤ちゃんの日々の成長への喜びや、自分の姿が見えなくなると泣く愛おしさは母にならなければ経験できませんでした。私は治療が成功しなくてもいいと思っていて、治療しないで子供に恵まれなくて年老いた時に後悔する人生は送りたくないと思い不妊治療をすると決めました。
今は我が子の存在が大きすぎて、赤ちゃんを授かることができて感謝の気持ちでいっぱいです。出産したい気持ちがあるなら不妊治療をおすすめします。もちろん子供を育てることは大変な事もありますが、それ以上の幸福感を与えてくれる存在だと思います。たまたま一度で授かることができたので、辛い思いや大変な思いをしている方の気持ちに寄り添うことはできませんが、迷ってる方には後悔しないよう背中を押したいと思います。

2024年9月に出産された患者さまから
浅田レディースクリニックさんでお世話になり、念願の第一子を授かることができました。その節は本当にありがとうございました。いつでも親身に寄り添っていただけたおかげで治療を乗り越えることができました。
私は、娘を授かれるまで、初期流産、陰性、化学流産を経験し、それはもう長く暗いトンネルにいるかのような気持ちになっていました。ただ、それだけに喜びはひとしおな反面、無事に生まれてくれるまでなにがあるかわからず不安でもありました。娘を授かれたとわかったその日のこと、そして、生まれてくれた日に自然と涙が溢れたこと、一生忘れられません。ゴールが見えずに苦しい思いをされている方、多いのではないかと思います。私もそのひとりでした。
治療は、たとえば同じ薬剤を用いて同じ過程をたどった人同士でもなにがつらいのかどの部分がつらいのかが異なり、本当に人それぞれだと思います。だからこそ、本来はアドバイスはおこがましいかもしれませんが、1つ、私から言えることがあるとするならば、他人へのスタンスを夫婦で揃えておいたほうが良いということです。治療は、ほかの人に話すことで楽になる人、治療を知っているならそっとしてほしい人、大きく分けて2パターンいるのかなと思います。
このスタンスが夫婦で違うと、片方はそっとしておいてほしいから黙っているのに、もう片方は聞いてほしいから誰かに話す、それが黙っていてほしい側からするとデリカシーなく映って夫婦間に溝が生まれる、ということになりかねないからです。実際、同じ不妊治療経験者同士でも、タイプが違うと傷つけ合ったりわかりあえなかったりします。残念ながら、不妊治療を経て妊娠した人が現在治療中の人を傷つけるという例は珍しくないそうです。そんなとき、拠り所になるのが配偶者だと思うので、そこの溝をそもそも作らないようにしっかり話し合ってから治療に臨まれたり溝ができかけたときに埋め合わせを早めにしたりしてご夫婦の絆をがっちり固めるのが良いのかなと勝手ながら思います。
現在治療中の方はじゅうぶんがんばっていらっしゃることと思いますしこれからの方、迷われている方もがんばろうとなさっていることと思います。ですので、安易ながんばってくださいは言えません。ただただ、皆様に光が差すことを心の底から願っています。

2024年10月に出産された患者さまから
不妊治療2年半で3カ所目のクリニックでした。38歳での妊活スタート。年齢のタイムリミットが迫る中、夫の転勤で名古屋に来て知ったのがこちらでした。説明会を聞いて、凄く納得のいく話が聞けたこと、説明会後に院長先生とお話させてもらって、"何でもっと早く来なかったの!"と言われたことをきっかけに通院を決めました。
結局、治療中に院長先生のお顔を見ることはありませんでしたが笑毎回診て頂く先生が違うことに初めは不安でしたが、どの先生もしっかり話を聞いてくれ、どうしたら次は上手くいくのかを考えてくださってるのが伝わり、徐々に不安な気持ちも無くなりました。これ、当たり前の様に思いますが、こちらに来るまでに通っていた2カ所とも、毎回同じ薬、同じ量、大した説明も無しに、"はい、また来月頑張りましょう"って感じで、本当にこの治療で妊娠するの?と疑問でした。
人生かかってるので、先生としっかりコミュニケーションを取って、納得のいく治療をしてほしいなぁと思います。諦めた頃に、という話をよく聞きますが、妊娠したから言えることでしょ?と思っていました。成熟卵さえ中々とれなかったのに、一気に3個成熟卵、そして胚盤胞に!これで妊娠しなかったらもう無理でしょ、と夫婦で話し合い、この3個を1個ずつ戻して駄目なら妊活卒業しようと決めた2個目の移植で妊娠することが出来ました。もうほぼほぼ諦めてたのでとてもビックリしたのと同時に、このまま順調に...そんなうまい話があるかなぁとクリニックを卒業するまであまり喜ばないようにしてました。
産科へ転院してからも、産まれるまで何があるかわからない、と不安は尽きませんでしたが、今こうして無事に出産を終えることができてほっとしてます。高齢で2年半で妊娠出来たのはありがたかったですが、2年半ですらとても長く感じましたし、メンタルをコントロールするのも大変でした。私は幸いにも、家族、友人に話を聞いてもらって息抜きをしていましたが、やはり夫に話を聞いてもらって、受け止めてもらえたので頑張れました。ついつい女性だけが頑張ってる感じになりがちですが、これはふたりで頑張らないとメンタルもちません。
先の見えない治療に心が折れることもあると思いますが、楽しみを見つけながら通院してみてください。ちなみに私は、名古屋駅に来る度に大好きなパンをご褒美に通ってました。なんの参考にもならないかもしれませんが、皆さんの頑張りが実ることを心から願ってます。

2024年10月に出産された患者さまから
2人目不妊で他院で採卵をしましたが、卵が育たず全滅してしまい、藁をすがる思いで、浅田レディースクリニックに転院しました。『最後の砦』と呼ばれていることも聞いていたため、ここでダメなら諦めようと思っていました。しかし、すぐに妊娠できることもなく7回の採卵、14回の移植、42歳で妊娠出産することができました。
7回目の採卵をする際に、この採れた卵で最後にしようと決めて、3ACの卵で妊娠出産することができました。途中涙したことも、何度も諦めようかとも思いましたが、ここまで続けられたのもスピーディーな診察とシステム化された治療スケジュールのおかげで続けることができました。浅田レディースクリニックのスタッフの皆様は優秀な方ばかりで、長く通いましたが居心地がよかったです。
採卵や移植もスケジュールが大体予測できるため仕事の都合もつけやすかったです。1人目の子とは6歳も離れてしまいましたが、諦めずに治療を続けてきて本当に良かったと思える幸せ溢れる毎日です。どうお礼を申し上げて良いかわからないぐらい、感謝の気持ちでいっぱいです。いつも名駅を通る際に、建物を見る度に感謝の気持ちを持って通っています。
本当にありがとうございました。

2024年10月に出産された患者さまから
不妊治療中は、妊娠や出産 子供の事で頭がいっぱいになり、治療が長引くにつれて暗くて長い迷路にいるような気分になるかもしれません。もちろん、それがいけないことだとは思いません。私もそうでした!でも、だんだん心が苦しくなりませんか?
私が体調を長期で崩した事があったのですが、その際に一旦治療をお休みしてリフレッシュ旅行に行きました。普段、食生活などとても神経質になっていたのですが...ここぞとばかりに食べたい物をたくさん食べて、たくさん笑いました!旅行後に治療を再開したのですが、以前のように悶々と考えることをやめて前向きに臨むようになれました。
治療を重ねる日々は、大切な宝物に出会うための大事な時間だったと、今になって思います。辛かった記憶も、大変だった治療も、周りの人に支えてもらったことも、全て大切な思い出となりました。心が苦しくなったら、リフレッシュしてみてください。笑ってみてください。
皆様のもとにも、素敵な宝物がやってきますよう心から願っています。

2024年6月に出産された患者さまから
同じように悩んでいたり、自分なんかよりも長い間たくさんの努力をされている方々もいると分かっていつつも、どうしてもいつもどこかで「なんで私だけ」と思ってしまっていました。あえて言葉を選ばずに言わせていただきますが、なんの努力もせず子供を授かれる人のことが心底羨ましく、妬ましかったです。街中で見る妊婦さんや子連れの方を直視できなかった日々を思い出すと、今でも胸が窮屈になることがあります。
きっと今治療をされている方、これから治療をしようとしてらっしゃる方、迷われている方、誰しも同じような気持ちを持ったことがあるのではないでしょうか。そんなことを考えてしまうご自身のことを、どうか、否定しないであげてください。悲しくて、辛くて、悔しくて、苦しくて、当然だと思います。それでいいんだって自分を認めてあげてください。気にしていないフリはしなくていいんです。いつ努力が実るかわからないし、実るかどうかもわからないけど、今一生懸命向き合って生きているというだけで立派なのだから、どうか、そのことだけは忘れないであげてください。そして、少し勇気が持てるなら、やらない後悔よりもやる後悔を選んでみてください。
最後に、辛くなった時はあえて空を見上げてみてください。人は上を向いていると自然と前向きな気持ちになれるそうです。私も辛い時、悲しい時、空をずっと見上げていました。不思議と心が落ち着いてきます。無理に元気にならなくていいです。でも少しだけでも、心の中の雲が薄くできたらいいなと思います。...偉そうなことを言ってすみません。
出産し、母となれた人からの励ましの言葉が、一番苦しかったり、欲しくなかったり、全然嬉しく思えなかったりすることがあるのは、私もすごくよく分かっているつもりです。でも、これらの言葉は私が治療中にかけてもらって、救われてきた言葉たちです。誰か一人でも、私が救われた言葉たちに心が少しでも軽くなってくれたら嬉しいなと思い、書かせていただきました。どんな未来を歩むことになっても、皆さんは素敵です。
