患者さまからのお手紙

2024年11月に出産された患者さまから

掲載日:2025年7月 4日

説明会に参加した時、子どもができずかなり精神的に参っていました。浅田先生のお話の中で、「頑張ることは何もなく、ただ言われた日に来てくれればいい」と言っていました。言い方は悪いですが、簡単に言うと、どこかの部族の方とかは、明らかに自分たちより環境が整ってないけど、何人も子どもを産んでいる、だから何にもしなくてもできる人はできるし、できない人はできないと。今まで、子供を授かりたい為に、いろんなことをしました。それなのになんで、頑張ってるのになんでできないんだろうと苦しんでいたところ、浅田先生のこの声で気持ちが少し楽になり、このクリニックで頑張ろうと決めました。
保険適用前だったので、お金のこともあり、一度中断もしましたが、保険適用になり、お金も貯まったタイミングでもう一度チャレンジしました。移植3回目、不妊治療開始から5年のタイミングで初めて着床し、無事に子供を産むことができました。治療をしてもなかなか授からない時は、浅田先生のお話を思い出して頑張っていました。
今、治療で悩んでいる方、毎日本当に辛い思いをしていると思います。外に出れば子連れの方や、妊婦さんが目に入るし、ニュースでは芸能人の妊娠報告。友達の妊娠報告でさえもあまり喜べませんでした。自分は本当に妊娠できるのだろうかと終わりの見えない毎日がとても苦しかったです。でも、そう思ってるのは自分だけじゃないです。
きっと、クリニックで今隣にいる人も、みんな、毎日辛い思いをしてるんだと思います。だから、大丈夫。自分を責めないで。今できることを、楽しんでください。どうか、治療で辛い思いをしている全ての方が幸せになりますように。

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