PGT
着床前遺伝学的検査
(PGT-A・PGT-SR・PGT-M)
着床前遺伝学的検査とは
胚染色体の過不足による流産・体外受精の不成功を避ける目的で行うPGT-A/SRと、重篤な遺伝性疾患の特徴を引き継いでいない胚を選択する目的で行うPGT-Mがあります。
PGT-A/SRについて
対象者
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PGT-A
(着床前胚染色体異数性検査)PGT-Aの検査対象は、これまでに2回以上体外受精胚移植の不成功の経験があるご夫婦、およびこれまでに2回以上流死産の経験があるご夫婦です。
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PGT-SR
(着床前胚染色体構造異常検査)PGT-SRの検査対象は、ご夫婦いずれかの染色体構造異常(均衡型染色体転座など)が確認されているご夫婦です(不妊治療経験もしくは妊娠歴、流死産経験の有無は問われません)。
また、他院で採卵した胚を移送して、当院で着床前遺伝学的検査を行うことはできません。
検査についての説明をご希望の方は診察医師にご相談ください。
検査費用
PGT-Aにおける胚生検(バイオプシー)および遺伝子・染色体検査
費用例(生検5個実施の場合)
407,000円(うち消費税額等37,000円)
※検査会社によって費用は異なります
保険診療との併用
PGT-A/SRは自費診療です。混合診療は禁じられているため、2022年10月現在、保険診療で採卵した胚についてPGT-A/SRを実施したり、PGT-A/SRを実施した胚を保険診療で胚移植したりすることはできません。PGT-A/SRを希望する方は、PGT-A/SRだけでなく採卵と胚移植も自費診療で行う必要があります。
PGT-M(重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査)について
当クリニックでは
PGT-Mの実施や相談が
可能です
PGT-Mは体外受精や遺伝学的解析を実施できるだけでなく、遺伝学的に十分な説明やカウンセリング体制があり、倫理的な観点からも公平に検討するための施設内倫理委員会を備えた日本産科婦人科学会の認可を受けた施設でのみ実施が可能です。
名古屋駅前クリニックはPGT-Mの実施施設です。勝川クリニック・品川クリニックでもPGT-Mについての相談を承っていますので、遺伝性疾患でご相談の方は、専用フォームへご連絡をお願いいたします。通院中の方は診察医師にご相談ください。
PGT-M
の流れ
01初診
また、必要に応じて夫婦染色体検査や血液検査などを行います。日本産科婦人科学会のPGT-Mについての説明動画を遺伝カウンセリング前にご視聴ください。
完全予約制
02検査前遺伝
カウンセリング
なお、完全予約制のため、ご予約および詳細の問い合わせは診察時または各クリニックにお電話ください。
カウンセリング費用
5,500円(税込) / 30分毎
実施日
カウンセリング日程は各クリニックにお問い合わせください。初診の所要時間は約1時間です。
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名古屋駅前クリニック
代表電話※ 休日・祝祭日を除く
052-551-2203
03第三者機関での
検査前遺伝
カウンセリング
疾患やPGT-Mについて、PGT-M以外の選択肢についてなど、あらためて第三者的な目線からの説明・遺伝カウンセリングを通じて再度ご夫婦でPGT-Mを行うかどうかの意思を確認して頂きます。
04日本産科婦人科学会
への症例審査
05当クリニックの
倫理委員会による
審査
06着床前診断の実施審査に通過したら、以下の流れで着床前診断を実施します。
※ 過去に当院で採卵し凍結保管している胚を融解して検査を行うことも可能です。
※ 他院で採卵した胚を移送し、PGT-M検査のみを当院で行うことはできません。
07検査費用
PGT-Mにおける胚生検(バイオプシー)および遺伝子・染色体検査
費用例
(生検5個実施の場合)
833,250円(うち消費税額等75,750円)