当院における研究活動について

浅田レディースクリニックでは、「浅田生殖医療研究所」において不妊症治療の研究を行っております。この不妊症治療の研究には、卵子・精子・受精卵を使用した研究は必須となります。将来に向けて、より治療成績を向上させるため、これら研究に皆様のご協力をお願いいたします。
皆様には、治療に使用しないことが決定した配偶子の研究利用についてご同意をいただいておりますが、各研究への配偶子の提供について同意撤回されたい場合には、下記の窓口まで同意撤回(※オプトアウト)を行っていただくことができます。

※オプトアウト
研究に関する同意を得る方法として、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」といいます。

下記の研究は、必要に応じ日本産科婦人科学会の倫理委員会での承認を得ております。

2017年に承認された研究
「ヒト胚の最適培養条件の探索」(2017-04)※2018年再承認
「抗セントロメア抗体が不妊治療の臨床成績に与える影響についての検討」(2017-06)※2023年8月再承認

2019年に承認された研究
「40歳以上の不妊治療患者の体外受精胚移植成績累積生児獲得率と生児獲得の予測因子について」(2019-02)※2020年再承認
「当施設の生殖補助医療における流産染色体検体の解析」(2019-05)
「GnRH antagonist protocol におけるGnRH agonist trigger の不応例に対して、hCG によるre-triggering で同一周期に再採卵を実施した症例の検討」(2019-09)
「GnRH agonist 不応症例の原因と管理-卵巣刺激開始時の内分泌環境と受精率の関係-」(2019-10)※2020年再承認

2020年に承認された研究
「成熟卵採取のための至適な卵子のE2値は、年齢、AMH、採卵時の卵胞数により変化する」(2019-07)※2021年再承認
「LH-RH負荷試験は再採卵の可能性を予測する要因になり得るか」(2020-05)
「凍結融解胚移植後妊娠4週3日の血中hCG値と妊娠経過の関係性」(2020-07)※2021年再承認
「卵子の成熟率に影響を及ぼす因子について」(2020-09)
「ホルモン補充周期における凍結融解単一胚盤胞移植後に二絨毛膜二羊膜双胎となった症例についての検討」(2020-10)
「射出凍結精子を用いた顕微授精の生児獲得の検討」(2020-14)
「定量的解析データに基づくヒト卵管内液類似培地「HiGROW OVIT」を用いた最適培養条件の探索」(2020-15)※2023年9月再承認
「不妊治療における高度乏精子症に対する治療戦略」(2020-16)
「男性不妊症の遺伝学的原因であるAZFc欠失症例に対する浅田レディースクリニックでの不妊治療成績」(2020-17)
「不妊治療における閉塞性無精子症に対する精巣上体精子の有用性」(2020-18)

2021年に承認された研究
「ヒト胚発生過程の時系列解析とオミクス解析」(2021-04)※2021年12月再承認
「Freeze-allにより出生した児の予後調査」(2021-07)
「癒着胎盤症候群の病態生理に関する研究」(2021-08)
「培養液中cell-freeDNAを用いた染色体異数性検査の検討」(2021-09)※2023年4月再承認
「体外受精胚移植(GnRHアンタゴニスト法)における回収卵子数の予測に係る予測因子の検討」(2021-12)

2022年に承認された研究
「全自動化学発光酵素免疫測定装置ルミパルスL2400を用いたルミパルスプレストLH、ルミパルスプレストFSH Nの性能評価」(2022-04)
「凍結直前に収縮していた胚盤胞が臨床成績に与える影響についての研究」(2022-07)
「ヒト胚発生における細胞内オルガネラと胚発生機能の機能解析」(2022-13)
「人工知能を用いた非侵襲的に胚発育能力・正倍数性を予測する画像解析クラウドアプリケーションの検証」(2022-14)
「当院における女性の妊孕性温存療法80 症例の検討」(2022-16)

2023年に承認された研究
「PGT-A検査と形態学的評価を組み合わせた移植胚評価による妊娠予後の推定」(2022-17)
「ジャピング転座による自然流産症例について」(2023-03)
「PGT-Aを用いた単胚移植と胚の形態評価に基づいた二胚移植の比較検討:35歳以上の反復着床不全・流産患者における生産率と双胎リスクの評価」(2023-07)
「PGT-Aを用いた単胚移植と胚の形態評価に基づいた二胚移植の比較検討:35歳未満の連続した着床不全患者における生産率と双胎リスクの評価」(2023-08)
「リコンビナントFSH製剤レコベルによる卵巣刺激治療の臨床成績」(2023-11)

同意を撤回されたい場合
研究のためにご自身の診療情報ならびに/もしくは配偶子が使用されることを望まれない方は、下記ボタンをクリックしていただくと同意撤回できます。