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患者さまに寄り添う。「胚培養士」にしかできない仕事を体験してみませんか
当院では、高度な生殖医療・不妊治療をチーム医療として実践しております。当院の理念は、妊娠という「結果」を重視した治療を行うことです。
その心臓部である「培養室」は、世界でも最先端の培養環境を備えており、さらに確立された教育制度により、胚培養士としての「技術」だけでなく「心」を育てることにも力を入れています。『胚培養士になりたい』という強い意志をお持ちの方、ぜひ患者さま一人ひとりに寄り添う、プロフェッショナルな胚培養士の仕事を体感しませんか。
プログラム内容
培養室への入室、実際の培養業務(採卵・受精卵の凍結融解・受精卵の観察・顕微授精・移植など)の見学
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我々は「医療情報処理」として主に患者さまの治療情報や治療実績の管理を担う、他の施設では見かけない専門職であり、不妊治療を専門としている浅田レディースクリニックで、胚培養士や医師らと共にデータ集計・解析・分析を行う大事な役割を担っています。
開院から20年間蓄積された患者情報や治療結果を含む臨床データの管理や集計・解析・分析を行っています。具体的な業務としては、データ管理・解析と培養業務サポートの二つに分類できます。データ管理・解析では、凍結保存している受精卵や精子の管理、治療成績の管理、治療成績向上にむけたデータ解析・分析を行っています。
当院における不妊治療では、エビデンスに基づいた治療(EBM:Evidence based medicine)を重要視しており、これらのデータ解析結果は、医師が治療方針を決定する一助となります。そして、正しいデータ解析を示し続けることが必須と考えていますので国内外問わず学会発表や論文などでも解析結果が発表され、生殖医療の発展に大きく役立ちます。
培養業務サポートとしては、培養に使用する容器の準備・確認、受精卵の成長を観察した結果のデータ入力など、患者さまの治療の一部に関わることもできます。また、患者さまからも感謝の手紙を頂くことがあり、治療に携わった事を実感することができます。
このように、自らが集計・解析・分析するデータや培養業務サポートが、挙児を希望する患者さまが行う不妊治療に活かされていることを身近に感じるとてもやりがいのある仕事です。
昨年から不妊治療の一部に保険が適用され大きな話題となりました。日本は少子化の傾向の一方で生殖医療によって生まれる子どもの数は年々増加しています。
臨床データを活用し集計・解析・分析し、培養業務の一部を行う「医療情報処理」はこれからの生殖医療発展を担う存在です。
プログラム内容
まずは不妊治療クリニックの心臓部であり、受精卵の培養が行われている培養室(Laboratory)を見て頂きます。
培養室では、培養士が行う受精卵の観察作業にあわせてiPadを用いて記録の入力を行います。
次に、パソコンを用いて治療に関するシステムの管理、毎月の治療成績の集計、臨床データの前処置および解析を行います。
Excelや"R"や"EZR"などの統計ソフトを使用しますが、使用経験の有無は問いません。
また、生殖医療の知識がなくても問題ありません。
インターンを通じで「医療情報処理」業務を体験してください。
ご応募について
◯ご応募について
3年生もしくは修士1年のインターンシップは12月末までとさせていただきます。
2025年1月以降は、4月より新3年生もしくは新修士1年になる方を対象とさせていただきますので、
新4年生もしくは新修士2年の方は、2025年1月以降、採用情報より新卒エントリーをお願いします。
〇実施内容:
主に培養室業務の見学と胚培養士(医療情報処理)の質疑応答になります。
(業務体験は含まれません)
◯場所:名古屋駅前クリニック、品川クリニック
※スケジュールをご確認の上ご応募ください。
※エントリーシートを基に選考をさせていただきます。
◯ご応募後の連絡:インターン受け入れ可否をメールにでご連絡いたします。
お問い合わせ先
医療法人浅田レディースクリニック インターン担当
【 e-mail 】 recruit@ivf-asada.jp
胚培養士プレスクールについて
胚培養士プレスクール(Asada Laboratory Academy)は、主に胚培養士に就職が決まった方または胚培養士を目指している方を対象としたスクールです。浅田レディースクリニック協力のもと、胚培養に関する実習や、IVFコーディネーターと生殖医療専門医師からの講義を受講し、専門的な技術と知識の基礎を学ぶことができます。
詳細は以下よりご確認ください。
※胚培養士プレスクール (Asada Laboratory Academy) は株式会社ART JAPAN Labが運営しています。