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お知らせ
2024/06/01
20周年イベントを開催いたしました
2024年5月26日(日)勝川プラザホテルにて、20周年イベントを開催いたしました。
たくさんの方に参加応募やメッセージ投稿をいただき、スタッフ一同大変嬉しく思います。
皆さまありがとうございました。
浅田理事長よりメッセージ
「浅田レディース勝川クリニックを開いて20年が経ちました。名古屋大学を辞めて1998年から産婦人科の一角で私はひとりで行っていましたが、独立開業したのが2004年の4月勝川クリニックでした。
私が30年前に留学していたアメリカバージニア州 ザ ジョーンズ インスティテュートでは、体外受精で誕生した子供を持つファミリーを招待してパーティーが、行われていました。
私はいつか自分がクリニックを開いて、20年30年たったらそういう催し物をしたいと考えていました。日本では、治療した患者さんとその後お会いするというイベントはほとんどないと思っていました。
今回異例とも言えるこのようなイベントを開催できたことを本当に幸せに思います。ただ、このイベントを開催する前にはいろいろなご意見がありました。現在、治療している患者さんがいたらどう思うか、結局妊娠できずに終わった患者さんがいたら、どう思うか非難が来るのではないかと心配するスタッフも大勢いました。
ただ、私は20年経って来月で70歳になります。いつまで治療が続けられるのか、いつまで元気でいられるのか分からない歳になってきました。自分が現役でいる間に開催したいということで、今回の20周年の勝川プラザホテルでのイベントになりました。
当日は思った以上に多くの方々にお集まりいただき、お子様用の風船を作ったり工作したりするコーナーで遊んでいただきました。私と一緒に写真を撮るコーナーでは、いろいろな方が一緒に写真を撮っていただきました。また、多くの方からメッセージをいっぱいいただきましたし、パーティーの会場で皆さんといろいろな会話ができて、本当に私はうれしく思いました。これからも頑張っていこうというエネルギーを皆さんからいただき、私にとっては非常に良いイベント、区切りになりました。
この20年で生殖医療・不妊治療をめぐる外部環境はめまぐるしく変わりました。突然、保険適用になって我々も翻弄されています。
これから結婚される方はどんどん少なくなっていきますし、不妊治療をする方も少なくなっているかもしれません。このような時代に、私が理想とする不妊治療をどのように続けていったらいいか、悩みはいっぱいですが、皆さんのエネルギーをいただいて、これからも不妊治療・顕微授精をライフワークとして、立派に生殖医療を続けていきたいとに考えています。皆さん、どうもありがとうございました。」