患者さまからのお手紙

2025年8月に出産された患者さまから

掲載日:2026年6月26日

私は結婚してすぐに地元のクリニックで不妊治療を開始し、多嚢胞性卵巣症候群と分かりました。自然妊娠はしにくいかもしれないけれど、治療を開始すればすぐに妊娠出来るだろうと思っていました。しかし人工授精を6回しても授からず。ステップアップして体外受精で妊娠出来たかと思えば残念ながら流産。元々保険適用内で不妊治療をして、上限回数を超えたら子どもは諦めようとあらかじめ夫婦で話し合っていましたが、すでに体外受精を3回しており、少しずつ焦りが出てきてストレスから毎日憂鬱でイライラした日々を送り、体も心もボロボロだった為、一度思い切って転院する事にしました。
初診時に夫婦で今までの検査結果の紙を手に、先生からのお話を聞いた時に真っ先に言われたのは「貴方絶対妊娠出来るよ。」との一言でした。また今までのクリニックでは採卵時の麻酔による体調不良や、子宮の屈強が強いため移植時にカテーテルが入らず、膣から子宮に針を直接刺して移植したりと、痛みに対する不安もありましたが、それに関しても「うちでは痛いことはほぼないと思います。」と言われました。はっきりと自信を持って言ってくださったので、「ここに通院すれば妊娠出来るのかも。」と前向きに治療に取り組む事が出来ました。実際に採卵時や移植時も体調不良や痛みを感じる事は全くなく、気付けばあっという間に終わっていました。
そしていよいよ判定日を迎えました。夫婦で緊張しながら結果を聞くと、まさかの陽性。しかもなんと通い始めて一周期目で。途中で不正出血があったりなど不安な事もありましたが、有難い事に胎嚢も心拍も確認出来、無事に卒業する事が出来ました。それまで友人からの妊娠や出産の報告が届く度におめでたい気持ちと憂鬱な気持ちが混ざり合い、素直に喜べない自分が嫌でした。また毎日苦手な注射をして、採卵や移植の時も激しい痛みに耐えて...。思い出すだけで辛い日々でした。しかし今これを書いている隣ですやすやと寝息をたてている、生後5ヶ月の娘の寝顔を見るだけで泣きそうなくらいの幸せを感じています。
先生方をはじめスタッフの皆様、大変お世話になりました。私たち夫婦を娘に会わせてくださり本当にありがとうございました。皆様の努力が報われ、無事に妊娠、出産されることを願っております。

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