患者さまからのお手紙

2025年8月に出産された患者さまから

掲載日:2026年6月19日

治療期間は約2年間で、タイミング→人工→体外と進み、体外受精6回目で妊娠しました。もっと長く治療されている方もいますが、私たちにとって2年という月日も十分長く、精神的にしんどくなり途中でお休みする月もありました。治療期間中に様々な検査を受けましたが、これといった理由はなく、途方に暮れていました。妊娠がわかった際も、妊娠判定としては3回目でしたので、初めは夫婦共に信じられませんでした。治療を始められる方、治療中の方、治療を迷っている方、全ての方にお伝えしたいのは、自分の中で後悔のないところまで頑張ってほしいということです。私は自分の中で年齢制限を設けていましたが(夫にも伝えていました)、前述のようにもう治療をやめようかと考えたこともありました。しかし、まだ猶予はあるからと、もう一度、もう一度と治療を続けて、結果論でしかありませんが、本当によかったと思っています。治療をやめてしまっていたらこの子には会えなかったと思うと、恐怖を感じるほどです。私が治療を続けられたのは夫のおかげです。治療中、ホルモンの影響で攻撃的になってしまったり、なにもしなくても体重が増加したり、痛い注射をたくさん打ったり、なぜ女である自分だけが大変な思いをしなくてはいけないのか、と苛立つこともありました。夫は治療初期は基本的に土日に一緒に付き添ってくれて、最後のあたりは平日であっても仕事の休みを取り毎回付き添ってくれました。できうる限り治療について調べたり、診察で先生に質問したり、治療内容のメモを取っていました。夫が言葉だけでなく、行動でも寄り添って一緒に治療している意識を持ってくれるのはとても大事です。自分の中で後悔のないように、と書きましたが、私の夫がこのような行動をとっていなければ私は治療を続けられず、子にも会えなかったでしょう。不妊治療は妻だけでなく、夫と一緒に受けるものだと思います。

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