患者さまからのお手紙

2025年03月に出産された患者さまから

掲載日:2025年11月14日

私は、2020年に顕微授精した胚を移植して、今回2025年に第2子となる男の子を出産しました。1人目の不妊治療は、1回の胚移植で妊娠出産出来たので、2人目も希望すれば妊娠出産出来ると思ってました。
しかし、第2子出産までは、想像以上に長い道のりでした。1回目の胚移植の判定日は陽性の結果が出て喜んでいましたが、次の週に胎嚢が確認出来ず。さらに次の週、血液検査で下がるはずの数値が上がっていて、その後異所性妊娠である事が判明。
手術をしました。早期に手術出来たので出血も少なく、3ヶ月後には、妊娠可能との事でホッとしたのを覚えています。その後、不妊治療の保険適応などがあり保険での移植実施も、妊娠に至らずその時点で、自費で2回保険で6回移植も妊娠継続出来ず、経済的にも辛くなって来たので、9回目の自費の移植で最後にしようと思いました。9回目の移植は、判定日に陽性を確認。
やっと来てくれたと喜び、2人目の不妊治療を始めた頃1歳半だった第1子も3歳になってました。しかし喜びもつかの間、胎嚢が確認出来ず化学流産との事でした。最後にしようと言っていた移植で、可能性はまだ有ると感じ諦められなくなり、もう一度だけ移植しようと決めました。そして10回目の移植にて、第2子を授かる事が出来ました。今、第2子を抱くことが出来、諦めずに治療を続け良かったなと思います。

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