患者さまからのお手紙

2025年02月に出産された患者さまから

掲載日:2025年10月24日

結婚当時、私は35歳、主人は43歳で、お互い子どもがほしかったので、結婚後すぐに妊活を始めましたが、なかなか授からず、年齢のことも気になっていたため、半年経った頃に不妊治療専門のクリニックを受診しました。検査では異常はありませんでしたが、なかなか授からず、徐々にステップアップし、体外受精に進みました。
初めての採卵で卵子は採れましたが、受精できたのは数個、凍結できたのは皆無でした。それに加えて、治療の影響で卵管水腫になり、主治医には手術を勧められましたが、そのクリニックでは手術はできないため、詳しいことは紹介先で聞くようにと言われ、質問を受け付けてもらえず、放り出されたような気持ちになり、すごく孤独で、自宅に帰り散々泣きました。
不妊の原因はわからないけれど、体外受精すれば妊娠できると考えていたので、身体は健康で検査に問題はないのに、受精卵ができなかったこと、急に手術が必要と言われたことに非常にショックを受け、さらに職場の上司より不妊治療について心ない言葉を浴びせられ、身体的にも精神的にも人生最大のどん底でした。
そんな中、卵管水腫の手術も本当に必要なのか疑問で、セカンドオピニオンを求めて、すがる気持ちで浅田LC(以下、浅田とする)の門を叩きました。浅田の初診時、卵管水腫の原因や、手術の必要性について非常に丁寧に教えてもらい、手術不要と言ってもらえたことで、本当に安心でき、次の治療に臨む意欲が湧いたのを、今でもはっきり覚えています。また、前医での治療についても丁寧に把握した上で、浅田での治療方針を立てていただけました。
その後、恥ずかしいなと思いながらも、初歩的な質問やズレた質問もたくさんしましたが、医師の先生方や看護師さん、事務の方まで皆さん嫌な顔ひとつせず、親切丁寧に対応してくださり、本当に安心できましたし、信頼できました。妊活を始めてから、お腹の大きい妊婦さんやマタニティマークをつけた人を見かけたり、芸能人の妊娠や出産の報告を目にするたびに、落ち込んだり、妬んだり、嫌な気持ちになっていました。でも、浅田で治療を始めてから、そのような気持ちはゼロにはなりませんでしたが、妊婦さんを見かけた際、「無事に生まれてきますように」と心の中で祈ることができるようになり、今も実践しています。それは、私が浅田のスタッフの皆さんに、ありのままの自分を受け入れてもらえ、前を向けたからこそ起こった心境の変化だと思います。
仕事から離れ、ストレスが減ったのも大きかったと思いますが、前を向いて治療を再開し、安心して納得して治療に臨むことができ、浅田での初回の体外受精で、受精卵を得られ、無事に出産できました。自宅から浅田まで片道2時間以上かかるのですが、前向きに治療に向かえたため、通うのが楽しくなっていて、卒業するのは少し寂しかったですが、浅田のスタッフの皆さんのおかげで娘を授かることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2人目も授かれたらなと思っているので、その際はまたお世話になります。
今、治療を頑張っている方へ、辛いことやネガティブになることもあると思います。自分を否定したり、悲観的になってしまう気持ちもよくわかります。でも、ありのままで大丈夫です。浅田のスタッフの皆さんは本当にプロフェッショナルです。自分を信じて、スタッフの皆さんとたくさんコミュニケーションを取って、安心して治療に臨んでください。皆さんの笑顔がたくさん咲くことを心から願いつつ、応援しています。

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