患者さまからのお手紙
2025年02月に出産された患者さまから
浅田レディースクリニックに通って2021年に第一子を出産し、この度第二子を2025年に出産しました。1人目は転院を3度繰り返して、足掛け4年賭けてようやく妊娠出産にこぎつけた為、第二子も時間がかかること覚悟の上での通院でした。凍結していた胚盤胞があった為、案外あっという間に妊娠したりして?という淡い期待もむなしく、凍結胚盤胞すべて移植しても陰性。採卵、移植を新たに繰り返して、結果的に保険適用の6回を使い切るところまでいきました。最後は、自費でPGTAを行い、その中で唯一正常胚だった胚盤胞1つを、一縷の望みで移植して陽性。結果的にその子が今、私の腕の中で眠る娘です。
治療中、忘れられない出来事が2つあります。1つはなかなか2人目を妊娠できず焦っている時に浅田院長の診察にあたり、私が『2人目不妊で2年通っています。1人産んでいるということは、2人目も希望ありますか?』とお聞きしたところ『この病院のやり方で1人すでに出産出来ているということは、やり方が間違っていないということ。方法が合っているわけで、あとは妊娠できる卵かどうかの違いだから、何か変える必要はないと僕は思います』とキッパリ仰られたことです。私はそれを伺って、安心して治療にのぞめました。
2つ目は、看護師さんから『病院を変えようと思ったりはされないですか?メンタルは大丈夫ですか?』と優しく聞かれたことです。なかなか2人目を授かれず、辛いとお話をした際に、2020年からずっと私の通院を見守ってくださっていた信頼できる看護師さんから『この病院に不安や不満はありますか?』という趣旨で尋ねられました。その時に私は自分でも驚くくらい迷いなく『転院の意思は全くありません』と答えました。浅田で妊娠できると信じていましたし、恐らく浅田で無理ならどこの病院に行っても無理だろうと感じていたからです。看護師さんや培養士さんのスキルが本当に高く、私は本当に浅田に通って良かったと思っています。
上の息子は4歳になり、下の娘はまもなく5ヶ月になります。長く長く苦しいトンネルを抜けた先は、想像以上に充実した日々です。日に日に大きくなる重たいお腹、なかなか終わらないつわり、帝王切開後の激痛、寝不足続きの夜間の頻回授乳、イヤイヤ期の魔の2歳、とハッピーばかりではない出来事が、妊娠後沢山ありました。でも、それでも私は毎日幸せです。連日自分のお腹に刺した自己注射、1日に何度も入れる膣錠、お腹に跡がつくエストラーナテープ。仕事と通院とで必死だったあの日々のお陰で、今の私がいます。浅田のお陰で、私は二人の母になれました。もう残りの卵は1つもないため、これで私の治療は終了です。本当にありがとうございました。先生方とスタッフの皆様には感謝してもしきれません。
皆さまのお陰で産まれてきた、この2つの命を大事に大切に愛情を持って育てていきます。本当にありがとうございました。なお、私は顕微授精で37歳と41歳で出産しましたが、2人の子供たちには何の障害もなく、また4歳の上の子は保育園に行っていますが、熱や感染症にほとんどかかったことがなく、滅多に体調を崩さない超健康優良児ということも、最後に付け加えさせて頂きます。

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