患者さまからのお手紙

2025年03月に出産された患者さまから

掲載日:2025年9月27日

治療を始めようと思ったのは、私たち夫婦は結婚して10年になりますが事情がり今後もこどもをもたない生活を描いていました。夫婦2人の生活でも幸せでしたが、あとで後悔しないか?自分ではわからず夫の提案によって1年だけと期限を決めて不妊治療を行うことにしました。
その1年でこどもができたらその子を大事に3人で幸せな家庭に、できなければ夫婦でいつまでも仲良く暮らしていこうと、やれることをやって運にまかせてみれば後悔もしないのでは、という考えでした。治療中は職場への理解と仕事の調整、クリニックへの通院、診察や治療、薬の管理と投薬にストレスがとてもかかりました。
どうしても負担は女性に多くかかるので、来れる日は夫も通院に付き添ったり、忘れがちな薬の管理は一緒に行ったり自己注射も夫に打たせたりなどし、なるべく2人で管理など頑張るような環境づくりをしました。それにより私のストレスも全て取り除くことはできませんがやわらぎましたし、夫も沢山の配慮をしてくれました。
幸い1年以内に妊娠し、こどもを授かることができました。その後も妊娠期間や出産・育児と、それぞれのフェーズで新たな苦悩や耐えなければならない痛み、精神的に追い込まれるような状況もありましたがこうして我が子を持つことができ、抱っこし毎日顔をみれることに幸せを感じています。今となってはこの子がいない生活は考えられません。
現在治療中の方、これから始められる方に何かしらの参考になれれば幸いです。

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