患者さまからのお手紙

2024年12月に出産された患者さまから

掲載日:2025年8月29日

治療から3年、2院目の浅田さんで赤ちゃんを授かりました。AMH値が低く毎回2個の採卵で望みを繋いできたものの、なかなか結果が出ずにいました。移植の保険適用回数が上限まできているところ、育った胚盤胞の一つはランクがとても低く‥迷いながらも自費での治療は難しいと思い、この状況では、2個移植しか選択できませんでした。何が起こるか分からないと承知しつつも、どこかで今回もダメだろうからと奢っていたら双子の妊娠でした。うれしいけど、複雑な気持ちで、クリニックの待合でボンヤリしたことを今でも覚えています。
双子妊娠期間中は、安定期はなく管理入院も長く、絵に描いたような妊娠生活は送れません。出産したあともとにかく大変!一人だったら‥と思うことも多々ありますが、やっぱり二人に会えてよかったという気持ちでいっぱいです。命を生み出すことは何が起こるか分からない、責任と覚悟が必要だと改めて感じています。私は、できなかった辛さももちろんそうですが、保険適用の課題にも直面したと実感しています。

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