患者さまからのお手紙
2024年12月に出産された患者さまから
35歳から不妊治療を始め、10回以上の移植と2回のPGTAを経て、39歳と42歳で2人の元気な子どもを出産することができました。浅田レディースクリニックにお世話になる前は、自然に近い方法を重視する不妊治療専門病院で、低刺激な方法による治療を数年続けていました。しかし、胚盤胞まで育たないことが多く、なかなか妊娠に至らず、妊娠しても流産が続き、精神的にかなり追い詰められていました。
浅田での治療では、しっかりと刺激を行い、多くの良質な胚盤胞を育ててもらえました。PGTAでAランクの胚を移植しても妊娠しないことが続き、最終的には10回以上の移植を経験しました。それでも諦めかけた頃、39歳で第一子を出産。その後、同じ採卵周期で得られた胚で、42歳の時に第二子を授かることができました。私が治療していた当時は、保険適用がなかったため、大きな経済的負担もありましたが、何よりも辛かったのは精神的なプレッシャーでした。
浅田では、結果が陰性であっても冷静に治療方針を見直すことができ、感情に振り回されすぎず、淡々と治療を進めていく力を身につけることができました。これが、長い治療期間を乗り越えるためにとても重要だったと感じています。振り返ってみると、PGTAなどを活用して「時間を買う」選択や、結果に応じて柔軟に方針を変える合理的な判断ができたことはとても大切だったと思います。そして、長期戦になり得る不妊治療では、精神的なスタミナをマラソンのように保てるよう、自分の心のケアも大切にしてほしいです。
浅田は、そうした「無理をしすぎず、冷静に進める」気持ちにさせてくれる、私にとって本当に信頼できる病院でした。これから治療に取り組まれる方も、どうか自分を責めすぎず、不必要に自分を削らずに進んでいってほしいと心から願っています。

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