患者さまからのお手紙
2024年7月に出産された患者さまから
地元の産婦人科でタイミング法をし、そちらからの紹介で名古屋市内で有名なクリニックで人工授精3回、体外受精を2回しましたが一度も着床しませんでした。不妊治療のクリニックを紹介していただく時に浅田レディースクリニックさんは初診3ヶ月待ちと言われていたのですがなかなか妊娠できず心の療養をしていたら初診に待ちが無くなりまた挑戦しようと通院を始めました。
息子を授かったのは浅田さんでの2回目の体外受精の時でした。1回目の体外受精後は原因不明の出血が続いて生理がきてしまい妊娠判定も陰性。体を整えた方が良いかなと次の体外受精はひと月休みました。原因不明の出血が続いたし、1回も着床すらしないし私は妊娠できない体なんだ!後悔しない為に保険適用の分を体外受精して授かれなかったら夫と2人で生きる!諦める!と2度目の体外受精(保険適用6回中4回目)をしました。
まさかの着床しました。思い返しますと、それまでと違い消化試合だ妊娠しないよ私なんて!と諦めモード全開でリラックスして移植後過ごせていました。それまでの不妊治療も治療前の妊活も少しの体への振動を気にしたり、ストレスを感じると下腹部が痛い気がして不安になったり、妊娠検査薬をフライングしてみたりと神経質に過ごしていました。夫とショッピングやドライブに行きました。
それまでは治療後は家に引きこもっていました。浅田さんの治療の相性とリラックスして妊娠判定まで過ごせたことで妊娠できたのだと思います。着床後は無事に出産まで育ってくれるか、元気な子が生まれてくるのかとても不安でしたが元気な男の子を出産することができました。胚盤胞の評価は移植できる最低の評価でした。移植するか悩みました。SNSでこのような評価の子のことを記している方はあまりいらっしゃらず不安でした。しかし息子は元気にお腹の中で育ち、今ニコニコ可愛い笑顔で私たち夫婦の元にいます。
不妊治療は心身ともにとても辛いです。この辛さは経験した人にしかわかりません。妊婦さんや赤ちゃん、子連れファミリーを見られない時期もありました。テレビで赤ちゃんや子どもを見ると切っていた時期もあります。友人や親戚が妊娠・出産をして泣いていました。息子を授かれたこと、とても感謝しています。今息子は5ヶ月ですが健康状態も異常なく、発達も問題ありません。これからの成長がとても楽しみです。

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