患者さまからのお手紙
2024年3月に出産された患者さまから
掲載日:2024年11月15日
現在治療をされている方、そのパートナーの方へ性別問わずパートナーの方が通院された日には感謝の気持ちを伝えてあげてください。正社員で働いていたので会社に遅刻、早退しながら治療をしていました。私の主人は通院日にはいつも「通院お疲れ様。仕事の調整もしてくれてありがとね」と言ってくれました。会社に迷惑をかけている罪悪感、いつ妊娠につながるかもわからない不安を抱えながらの通院、診察結果によっては不安が大きくなる日もありました。不妊治療は辛いとよく聞いていましたが、不思議とわたしはあまり辛く感じたことはありません。それは主人の言葉があったから孤独を感じなかったんだと思います。ぜひ、パートナーの方が通院された際は寄り添ってあげてください。
通院を迷っていらっしゃる方へ自身の年齢を考えて、入籍後1年以内に不妊治療を開始しました。「もしかしたら自然任せでも妊娠できるかも」と思いながら月日だけが過ぎてしまった時に後悔をしたくなかったからです。初診まではどこの病院にするべきか、不妊治療の流れも具体的に想像ができなかったので通院するまでは不安がありましたが、こちらの病院にお任せして良かったと感じています。たくさんの先生、たくさんの患者さんがいらっしゃることで「頑張っているのは自分だけではないんだ」と心強く感じることができました。治療をするか悩んでいらっしゃる方がいたらまず通院してお話を聞いてみることをお勧めします。
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