患者さまからのお手紙

2023年4月に出産された患者さまから

掲載日:2024年9月 6日

2020年の夏、私は他のクリニックから転院し、体外受精の不妊治療を始めました。浅田院長先生の「2年間で結果出しましょう」という説明会の時のお言葉が、私たち夫婦の大きな目標となり、2022年夏に4回目の移植で妊娠、2023年の春に44歳で男の子を無事出産することができました。この喜びは言葉では表せないほどのものでした。
この道のりは決して簡単ではありませんでした。低いAMHと年齢別の統計を見て、ある程度の胚の数を集めないといけないと感じ、採卵を10回ほど行いました。その中には凍結できなかった月もあり、辛い時期もありました。しかし、ALCの皆様の温かいサポートや家族の励ましに支えられながら希望を失わずに進み、ここまで頑張れたと思います。
この不妊治療という旅は私にとって大きな学びの場となり、成長の機会でもありました。この素晴らしいクリニックのトップでいらっしゃる浅田院長先生をはじめ、治療に関わってくださった齋藤先生、吉岡先生、高屋先生、若松先生、滝澤先生その他先生の方々、看護師の方々、胚培養士の方々やフロントスタッフの皆様には、私たちの不安や質問にいつも親身に耳を傾けていただき、本当に心強い支えとなりました。ALCの温かい雰囲気、プロフェッショナリズムや絶え間無いサポートに心から感謝しております。
おかげさまで、私たちは夢見ていた赤ちゃんとの出会いを迎えることができました。お世話になった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。これからも、ALCが多くの夫婦にとって希望と支えになることを願っております。引き続きのご健勝とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
不妊治療を始めようと考えている方へ、あなたの夢を実現するための努力を続けてください。信じて進みましょう。
現在治療を受けている方へ、治療の日々はきついものかもしれません。失敗があっても、希望を失わないでください。その経験はあなたをより強く、より満足のいく人生へと導いてくれるでしょう。自分自身を信じ、前を向いてください。
迷っている方へ、決断は難しいものかもしれませんが、恐れずに進むことが大切です。不妊治療は一筋縄ではいかないかもしれませんが、万里の道も一歩から。万が一やってみて成果得られなかったとしても、やらなかったことは後悔してしまわないように自分の心に耳を傾けてください。
お子様を望む方々の夢が叶いますように心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。

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