患者さまからのお手紙
2023年10月に出産された患者さまから
掲載日:2024年8月16日
まず、今こうやって我が子を腕の中に抱けていることが本当に奇跡で、浅田レディースクリニックで不妊治療をして良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。
40歳でスタートした不妊治療ですが、前院では妊娠するも流産するなど結果が出ず、すがる思いで転院しました。年齢の割にAMHが高めでしたので高刺激ができること、そして手技に定評があるということが転院の決め手でした。途中、PGT-Aに出した8個の受精卵は7個が異数胚、1個あった正常胚も移植したら胞状奇胎という珍しい疾患になってしまい、治療をお休みすることになりました。
治療を再開したとしても、残った受精卵を戻して終わりかな...なんて考えていたところ、保険診療をご案内いただき、最後の採卵を決意。その時の受精卵で双子を妊娠することができました。妊娠初期は、双子の1人が成長をストップするバニシングツインとなり、その後に受けたNIPT(出生前診断)では21トリソミーが陽性という結果が出るなど、不安な日々を過ごしました。ですが、最終的な羊水検査や胎児エコーでは異常がなく、その後の経過は順調で、予定日は超過しつつも元気な男の子を産むことができました!あの時、採卵を勧めてくださったこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。
前置きが長くなってしまったのですが、私と同じように高齢になればなるほど、治療がうまくいかなくて落ちこむことも多いと思います。でも、今が一番若いという点は揺るがない事実ですし、今しかできないことでもあります。最終的にどんな決断をすることになったとしても、あの時あれだけやったのだからと思えるように治療に取り組むことが大切だと感じました。赤ちゃんを望む皆さんに赤ちゃんがやってくることを願っています!
患者さまからのお便り一覧