患者さまからのお手紙

2023年10月に出産された患者さまから

掲載日:2024年8月 2日

34歳の時に卵巣嚢腫破裂で手術をし、子どもが欲しかったので卵巣は2つとも残しましたが、左側はほぼ機能していませんでした。手術後2ヶ月くらいで、有難いことに第一子は自然に授かることができました。38歳で第二子を欲しいと思った時には、AMHの数値は低く、他院で治療を始めました。
採卵時には1つか2つしか採れず、タイミング、人工授精、体外受精、顕微受精をしましたが、受精しても胚移植後、着床せず、3回の採卵、2回の胚移植で金銭的にも精神的にも苦痛に感じてしまったので、一旦治療をやめました。41歳になる頃、どうしてももう一人欲しいと思っていたのでもう一度頑張ろうと思い浅田クリニックで治療を始めました。
さらにAMHの数値は低くなっていました。採卵しても1つとれるか、未熟だったり胚移植までできなかったこともあり、心も折れました。仕事を辞めてストレスフリーになってから、最後の採卵をしました。今までになく5つとれて、3つ胚移植できるものでした。1つは培養中にダメになり、残りの2つのうち1つ胚移植して奇跡的に着床、妊娠し、無事に出産しました。残り1つは現在も凍結保存しています。
まずはストレスを溜めずに睡眠もしっかりとって健康な状態であることが大事だなと感じました。また、浅田クリニックでは設備の整った培養室である為、他院ではなかなか上手く育つことができなかったけれど、胚移植後も上手く着床することができたんだと感じました。夫の精子の数も少なく、顕微授精でもなかなか受精させることも難しいことなのに、浅田クリニックで顕微受精、培養、胚移植でき、無事に着床、妊娠できたことは、奇跡的でクリニックの皆様方には、本当に感謝しかありません。
出産年齢は42歳になる1ヶ月前で高齢出産だったけれど、元気な赤ちゃんで今もすくすくと育ちとても幸せに思います。不妊治療は、した人しか分からない辛さもありますが、子どもが欲しいと思うのであれば、是非あきらめず、自分に合った治療法でストレスを溜めずにできることを願っています。

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