患者さまからのお手紙
2023年8月に出産された患者さまから
掲載日:2024年6月14日
36歳から42歳まで不妊治療をし、3人授かりました。はじめは他院で治療をしていましたが、2人目がなかなかできず、こちらの病院に転院してから2人授かっています。
2人目は保険適応外の治療でたまごがたくさんとれ、期待が大きかったものの、他院で6回移植、浅田レディースさんで9回移植しやっと授かりました。ここで他院と比べて培養士の技術の高さがあきらかに違うと感じたものの、なかなか移植しても着床しなかったのは私のたまごの問題かなぁっととんでもない治療費を費やしました。
3人目は残っていたたまごを移植したものの授からず、もう一度保険適応外で採卵しましたが年齢も41歳だったので2個しか育たず...移植し着床するも7週目で流産。すぐ治療に入りたかったので次の予定を立てましたがこの頃ちょうど保険適応内の体外受精が始まったこともあり、(40歳以上は3回まで保険適応)3回までは挑戦してみようと保険適応内の治療を開始。
2回採卵したものの移植は1度ずつしかできず、しかも新鮮胚移植のため着床する確率も低く、高齢の私にしてみたらかなり確率は低く、やはり全く着床せず。3回目の採卵で子宮が腫れてしまったため新鮮胚移植は中止になり、凍結胚移植になり、それが良かったのか妊娠反応が陽性!43歳での出産になりましたが、無事出産することができました。
この7年間の不妊治療で思ったことは、私の場合たまごはたくさん取れたほうがいいというより、一回の採卵で一番グレードのいいたまごを移植すれば着床すら確率が高いということと、治療法が最新でも保険適応内の最低限の治療でもいいたまごが取れれば着床するということ。移植する胚はやっぱり一ヶ月体を休めて凍結胚移植することで確率が上ると思いました。
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