患者さまからのお手紙
2023年7月に出産された患者さまから
掲載日:2024年5月10日
私は浅田での治療で一回の採卵で2人授かることが出来ました。夫婦共に年齢的に余裕がなかったので、自分たちの中で一番若い時の卵子、精子が保管出来たので、一人目を生んだあと子の成長や様子を見てタイミングを見ながら2人目の治療に取りかかれたのは大きな安心材料でした。
これがもし、出来にくいなりに自然に任せたり、治療実績の低いクリニックで2人目も頭から治療のやり直しとなっていたらもう一人を諦めることになったかプレッシャーで焦りながら将来設計と初めての育児に追われたと思います。子どもを授かる上で年月は様々なリスク要因になります。まだ不妊治療は長い歴史で見ると新しい治療であり分からない事もありますし、金銭的な負担もありました。
ですが、自分たちの年齢を考慮した上で今が一番若い事、そして治療による未知のリスクと、治療をせずに自然に拘った結果浪費して受ける加齢によるリスクとの天秤にかけて、私達の場合は自分たちにとって早いタイミングで浅田でやれるだけやった事、それによって希望の人数授かれた事はベストな選択であったと思いました。
色んな事情、年代の方がいますが、とにかく不妊治療は1番にご自身たちが納得のできるチャレンジ、時間の使い方である様に卒業した者の立場から願っています。
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