患者さまからのお手紙

2023年7月に出産された患者さまから

掲載日:2024年5月 3日

初めは体外受精をするか迷っていました。本当に不妊治療をしてまで子供が欲しいのか、また治療をしても出来なかった時の事を考えると怖かったのもありました。だけど、やっぱりどうしても私達の子供に会いたいという思いを諦められず治療に踏み切りました。
治療中は正直キツかったです。大嫌いな注射も自分でやらなきゃいけないし、薬も飲み間違えないように気を遣い、仕事も急なお休みを貰うのに頭を下げ。夫には、何で私ばかり大変なのにもっと分かってくれないのかと怒ったりもしました。1回目の移植で陽性反応が出たのですが、心拍確認できず稽留流産となりました。流産となり悲しい気持ちもありましたが、私妊娠出来るんだ!という希望が大きかったのをよく覚えています。
幸い3回目の移植で我が子を授かることが出来ました。今思えば、夫とは不妊治療をして沢山ぶつかり本音を言い合えた事が良かったと思います。(当時は相当イラつきましたが。)浅田レディースに通ったのは1年もありませんでしたが、本当にいつ治療が終わるのか、私たち夫婦の不妊治療のゴールが分からない時間はとても長く感じました。ちょっとした結果に一喜一憂してしまうし、メンタルどうかなってしまいそうでしたが、自分と夫、先生、スタッフの方々を信じて良かったなと思います。
ストレス溜めずに、思い詰めずに、頑張りすぎずに、なんて私には出来なかったけれど、1人だけ弱音を吐ける人が私にはいたので救われました。"たまご"の頃から知っている我が子は想像以上に可愛いです!どうか頑張っている皆さんのもとにも赤ちゃんが来ますように。

レター

患者さまからのお便り一覧