患者さまからのお手紙

2022年12月に出産された患者さまから

掲載日:2024年2月16日

私は28歳で結婚をし、29歳で妊活を始めた時に多嚢胞卵巣症候群だとわかりました。自己排卵が出来ない為、自然妊娠は難しく旦那を説得し、会社から通いやすい病院で排卵誘発剤を使ったタイミング法からスタートしましたが一向に妊娠せず。旦那の検査をすると、男性不妊だということがわかりました。(旦那は同い年です)ダメ元で人工授精を数回しましたが、実らなかった為体外受精に踏み切りました。
旦那は「まだ20代だし、、」と乗り気ではなかったものの年齢が増せば増すほど妊娠する確率は減っていくのだと説得し、顕微受精をすることに。※男性不妊のため、顕微受精の方が確実といわれました1回目の顕微受精で妊娠したものの、心拍確認後の9週で流産。ここで浅田レディースクリニックに転院しました。
浅田レディースクリニックの採卵は前の病院とは比較にならないほど沢山のたまごを取ることができ受精も沢山しました。が、何度移植しても妊娠せず。そこでPGT-Aをすることに。合計10個ほど検査し、評価の良いタマゴから移植するも妊娠せず。私の体の検査は出来ることは全てやりました。鍼灸や漢方なんかにも手を出しちゃったり。結果前の病院での移植から数えて9回目の移植で初めて2個移植をし、32歳の時に双子を妊娠出産しました。
この移植でダメだったら体力的にも金銭的にも1回治療をお休みしようと思っていたので今までやっていたサプリ、鍼灸、漢方全て辞め、リラックスした気持ちで挑みました。私の時は保険適用ではなかったので、莫大なお金を使いましたが後悔はしていません。年齢か若くても、私達のように中々妊娠しない事もあるということを知ってほしいです。子供がほしいと思った時に年齢がいくつだろうと治療を始めて悪いことなんてありません。年を重ねてから後悔しないようにしてほしいです。
可愛い我が子に会えた今、莫大なお金を使った事は忘れかけています。それくらい子供というのは尊いです。保険適用になった今、ぜひ治療に踏み切ってみてください。

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