患者さまからのお手紙
2023年01月に出産された患者さまから
私は40歳から浅田クリニックで不妊治療を始め、42歳で妊娠、43歳で出産しました。メッセージとしては、高齢且つAMH0.12で、超低AMHになると思うのですが、それでも出産できたということを伝えたいです。
治療の始めは生理も量は少なくなってきたけど規則正しいし、それほど私は問題ないのではと思っていました。しかし、低AMHということは卵がなかなかできないということを後で実感しました。毎週採血、そのうち血管がかたくなって血をとりにくくなりました。エコーで「エフ」と言われ続けました。薬もひたすら言われたとおり飲みました。でも卵胞は見えず、終わりのないトンネルを延々と歩いているような気分でした。
2年目過ぎたくらいに院長先生に「今薬を飲まなかったら即閉経」と言われて、改めて言われたことが悲しく院長先生の前で泣きました。事務の方がそっとティッシュをくださいました。しかし、院長先生が薬の量を調整してくれたおかげか?カウフマンをしたからか?その後に卵胞が育ち初めて採卵することができました。結局私は卵がなかなかできなかったので、採卵は約2年弱で2回、合計4個得られました。最初2個移植で妊娠せず、残りの2個のうち、1つだけ3BCの胚盤胞になり、それを移植することになりましたが、これを移植したら卵ゼロでまた延々と不妊治療をする気力はありませんでした。でも妊娠してくれて、順調に育ち、無事出産し、今寝返りもするかわいらしい赤ちゃんを抱くことができています。
私自身不妊治療中はどうしようもない状態だったので、あきらめずにやればきっと赤ちゃんできます!などと言うつもりはないです。あまり気負わず、自分自身を大事にしながら納得いくまで不妊治療は続けるものなのかなと思います。浅田クリニックに通院中はひたすら暗い自分でしたが、今は本当にクリニックの皆様に感謝をしています。胚培養士の方、私の卵を大切に胚盤胞にしてくださり有難うございます。
羽柴先生、いつもどん底の自分を励ましてくださり有難うございます。泣くほど嬉しかったです。受付の方、個人的な相談でも親身になって聞いてくださり有難うございました。毎日我が子の成長を見てとても幸せです。浅田クリニックに通ってよかったと本当に思っています。
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