患者さまからのお手紙
2022年11月に出産された患者さまから
掲載日:2023年10月13日
元々、子宮筋腫があり、治療方針を含めて夫婦で相談に訪れたのが4年前でした。筋腫は取る手術をした方がよく、その前に採卵をし凍結、術後に移植していきましょうと治療方針を立てて頂きました。
採卵後、筋腫を取る為に薬で生理を止め筋腫を小さくして手術をし、さぁ移植だ!と思ったらコロナ渦に。移植2回目で着床するも育たず初期の流産。そこから何度も移植するも着床せず、2021年2月に着床し心拍まで確認できたのに、またも育たず初期の流産。その年の秋には凍結卵もなくなり、もう42歳だし、終わりの見えない治療と費用に諦めた方がいいのではと思いましたが、もう一度だけと、思い切って採卵の時期だけ休職をしてリラックスした気持ちで採卵だけに専念して凍結後、2回目の移植で着床。とにかく、今度こそ無事に育って欲しいと祈る気持ちでいっぱいでした。
元々、予定帝王切開でしたが、子宮が持たずに破水し、陣痛がはじまり、緊急帝王切開にはなりました。無事に生まれてきてくれた我が子を見た瞬間、自然と涙が出てきました。他人の何がない言葉に傷ついたり、何度も諦めようかと葛藤しながらも、治療してきて良かったです。私の周りの友達や知り合いが浅田さんで授かってるって聞いて、心強かったです。
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