患者さまからのお手紙

2022年09月に出産された患者さまから

掲載日:2023年8月 4日

浅田先生の著作を読んだり、不妊治療について自分なりに調べた結果、浅田先生にお願いしてダメならしかたない、浅田先生を信じてチャレンジしてみようと決心し取り組んできました。とはいえ、なかなか結果が出ずゴールが見えない中とても苦しく辛い時間を過ごしました。何度も挑戦した体外受精で初めて心拍が確認できた時の嬉しさは忘れられません。
その後妊娠中はつわり等の様々な辛い症状があっても不妊治療中の身体的・精神的辛さを思えば妊娠諸症状が経験できていることに対する幸せが勝っていました。今辛い思いをされていらっしゃる方も、この辛い経験があるからこそより一層妊娠・出産に対して喜びが感じられると思います。
出産時は胎盤癒着があった影響もあり生後2週間で大量出血。大学病院に救急搬送、手術のため1週間入院しました。出血が止められなければ子宮摘出という状態でしたが、出血を止めることができたため最悪の事態は免れました。その際、体外受精した方は胎盤癒着のリスクが高くなると説明されました。
それだけが要因ではないですが、科学の力が借りて妊娠するという幸せな結果には少なからずリスクもあるのだということも知っておきたいと思ったのでこちらにも書かせていただきました。治療をしても結果が出るとは限らない、いつまでやれば結果が出るのかもわからない。とても辛いです。苦しいです。とにかく先生方を信じて今できることをやる。時には淡々とこなす。それしかないのかなと思います。
浅田レディースクリニックで治療を受けたおかげでこんなにかわいい我が子に出会えて幸せな時間が過ごせており本当に感謝しています。先生方を信じてがんばってよかったです。子育ては大変ですが、私には経験できないかもしれないと思っていた時間、この幸せを毎日噛みしめています。クリニックのみなさま本当に本当にありがとうございました。

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