患者さまからのお手紙

2022年08月に出産された患者さまから

掲載日:2023年7月21日

不妊治療は先が見えず、時には心が折れそうになることがあると思います。子供を産んでから、不妊治療や妊娠期間は全部全部「子供を信じて見守ってあげる練習の時間」だったのかなと思いました。
採卵まではいい卵が育ってくれるかな...、採卵後はちゃんと受精できるかな...、受精したら胚盤胞まで育つかな...グレードはどうかな...、移植したら着床するかな...、着床したら○週と壁を越えられるかな...お腹のなかでちゃんと育ってるかな、元気に産まれてきてくれるかな、産まれたら産まれたで何も異常はないか成長発達に問題はないか...ずっとずっと心配しながらの生活かも知れません。
でも、その間にも卵ちゃん赤ちゃんは一生懸命頑張ってます。不安に押し潰されそうになったら、ぜひ声に出して応援してみてください。私が流産を経験した時、卵胞は全然大きくならないのにそれでも心拍確認までできました。たった数ミリの大きさなのに、こんなにガッツがあるんだ!と感動しました。浅田さんで受精卵が育っていく様子も見せてもらった時も、人間の始まりってこんなにキラキラしてて、一生懸命に頑張ってるんだ!と感動しました。
どうかまだ姿には見えてないこれから産まれる我が子(と、自分)を信じてあげてくださいね。子供が産まれてからもきっと役立つ力になりますから。それでもやっぱり前向きになれない時もあるかも知れません。そんな時は、妊娠出産前じゃないとできないことも楽しむ時間にしてみてくださいね。好きなお酒を楽しんでみたり、ゆっくり映画や観劇を楽しんだり、ライブで暴れてみたり、二度寝三度寝四度寝してみたり(笑)妊娠までの時間もどうぞ大事に過ごしてくださいね。
どうか皆さんが我が子を抱きしめる日が早く訪れますように。それから、この場をお借りして浅田レディースクリニックの皆様、本当にありがとうございました!可愛い我が子にデレデレの毎日を過ごしています、子育て頑張ります!

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