患者さまからのお手紙

2022年07月に出産された患者さまから

掲載日:2023年5月19日

2022年7月、35歳で第一子(男の子)を無事に出産することができました。浅田レディースクリニックの皆様には大変お世話になり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私は29歳で結婚してすぐに自己流で妊活を始めました。2年続けましたが妊娠できず、思い切って自宅近くの不妊クリニックへ足を運んだのが31歳の時でした。治療開始当初の私は楽観的で、不妊専門のクリニックに通えばすぐに赤ちゃんは来てくれるだろうなんて考えていました。しかし現実はそんなに甘くなく、妊娠出産するまでに人工授精2回、体外・顕微受精7回、自然流産1回、稽留流産1回と3年もの年月がかかりました。
最初に通っていた近所のクリニックでは、概ね基本的な検査を行いましたが特に問題は見当たらず、タイミング法から始めて、その後人工授精を2回行いましたが妊娠できませんでした。当時は仕事と治療の両立をなんとかギリギリこなしていましたが、体外受精を検討し始める段階にきて、どうしても治療スケジュール通りに仕事を休むことができず、体外受精を諦めざるを得ませんでした。その時は治療のために仕事を辞める決心がつかず、半年程何も治療しない期間がありました。その後どうしても子どもを諦めることができず、仕事を辞めて治療に専念することを決意し、名古屋で実績のある浅田レディースクリニックさんに転院したのが33才の時です。
ALCでは、私の希望に沿って迅速に体外受精までのスケジュールを組んでくださり、通い始めてすぐに採卵・体外受精まで進むことができました。その後6回移植を行いましたがうまくいかず、移植する卵がなくなり、再度採卵するか、諦めるかで非常に悩みました。というのもこの段階で、肉体的にはもちろん、精神的にも自分が思っていた以上に負担がかかり、前向きな気持ちで治療を進めることが難しくなったからです。しかし、ALCの先生方のサポートもあり最後にPGT-Aにトライしてみようと決心し、採卵後PGT-Aを行い、7回目の移植(PGT-Aの正常胚)にて無事妊娠することができました。
ここまで治療してきて私が感じたことは、少しでも治療自体や治療方針で迷っているのであればALCの先生方に相談してみるべきだということ、そして数多ある情報に流されず、ALCの先生方や技術を信じて治療を続けることが妊娠への1番の近道だということです。サプリやお灸、健康習慣など気にしたらきりがありません。それよりは気楽な気持ちで目の前の治療をこなしていくだけで私は十分だと思います。自分自身を責めることなく、心と身体を大切にしてください。
この体験記が少しでも今治療している方の励みになればと願っています。最後に浅田レディースクリニックの皆様、私に息子を授けてくださり、本当にありがとうございました。

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