患者さまからのお手紙

2022年04月に出産された患者さまから

掲載日:2023年1月 6日

私は、35歳を超えてから妊活を意識して近くの総合病院の産婦人科を受診して人工授精まで行ったのですが、6回以上行ってもなお妊娠せず、当初は意識していなかった(できればやりたくないと考えていた)体外受精を考えるようになりました。
相当な迷いがあったので、とりあえず図書館に行って、不妊治療に関する本を数冊(色々な考え方の本がありました)借りてきた中で、一番信頼できる内容だなと思ったのが、ブルーバックスシリーズの『不妊治療を考えたら読む本』でした。読み終えて、どうせならこの著者である浅田先生の病院に通いたいなと思い、浅田レディース品川クリニックに通うことに決めました。
受診して、すぐに必要な検査をして頂いたので、前の病院では分からなかったことが判明し、治療方針が定まったことに、前の病院では感じなかった対応に期待が高まりました。結局、2回の採卵を行い、3回目の移植で我が子を妊娠、出産する事が出来ました。途中、採卵の治療が上手くいかなくて不安を感じたりした事もあったのですが、医師の方がきちんと都度、説明し、次の治療の際は、クリニック内で共有化した上で刺激法の方針を決めて下さっていたようで、安心しながら治療をお任せ出来ました。
また、採卵時に全身麻酔をかけて下さるので、痛みに対して体外受精にハードルを感じていた私には、本当に痛みがなかったので有り難い限りでした!移植は、3回行ったのですが、陰性判定だったときは、精神的に落ち込んでしまいました。クリニックが品川だったので帰りに近くの水族館によって日がな一日、イルカを見て過ごした事もありました。
今、子どもが4か月ですが、一年少し前は、浅田レディースクリニックに通っていたんだと思うと不思議な気持ちになります。でも、やはりこどもは可愛くて育児もすごく大変ですが充実した日々を過ごしています。不妊治療中、出口の見えないトンネルに入り込んだような日々の中、妊娠出産をされた人達の手紙を読んで励まされる事もたくさんありましたが、辛くて目を背けたくなる時もありました。参考になる情報だけもらって、距離を取ることも私には大事な事でした。
最後に浅田レディースクリニックの皆さま、このたびは、可愛い我が子と出会えるチャンスを下さり有り難うございました。

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