患者さまからのお手紙

2022年04月に出産された患者さまから

掲載日:2023年1月13日

2022年4月に無事第一子(女の子)を出産しました。出産後は慌ただしくあっという間の毎日ですが、日々成長する子どもの姿に、大きな幸せを感じています。2021年1月から不妊治療を開始し、人工授精1回、体外受精1回を経験しました。初めての人工授精後、市販の妊娠検査薬で陽性反応!こんなに早く妊娠に繋がるなんて!と、とてもハッピーな気持ちでした。しかし、その後胎嚢が確認できず化学的流産という結果に・・・。とても落ち込み、たくさん泣きました。まだ1回目、という気持ちよりも、もうこんなに悲しい思いはしたくないという気持ちの方が強かったです。化学流産後の受診では、先生から「結果は残念だったけど、1回目で妊娠できたことは素晴らしいこと」と言葉をかけていただき、ほんの少しの時間でも妊娠していたんだなと感じることができました。そして、次は出産に繋げたいという気持ちが強くなり、少しでも確率の上がる体外受精にステップアップすることを決めました。
体外受精(採卵)までは、通院の回数や服薬(自己注射など)が増え、大変なこともありましたが、受診のたびにしっかり説明していただけたので、安心して治療を続けることができました。幸い、1回の採卵で多くの受精卵を育てていただき、そのひとつが新しい命の誕生に繋がりました。胚盤胞の移植から判定日までは、いつも通りの生活を送り、おだやかな気持ちでいることを心がけていました。判定日、診察室で先生から「妊娠しています」と言われたときのことは、今でもはっきりと覚えています。
初回の受診から卒業まで、手厚くサポートしてくださった先生方、スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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