患者さまからのお手紙
2022年02月に出産された患者さまから
掲載日:2022年12月 2日
結婚当初からなかなか子供を授かれず、自然は難しいのではないか、と内心思っていたのですが、夫が不妊治療に積極的ではなく、初めの3年は体外受精に踏み切れませんでした。しかし、ある事がきっかけで体外受精に挑戦する心構えができ、治療を開始しました。
ありがたいことに、治療を開始すると数回で授かる事ができたのですが、高齢出産ということもあり、もっと早く決断しておけばよかったな、と思う事もありました。治療されていてもなかなか授かれず悩んでいる方もいらっしゃる中私の場合は治療に踏み切ってからトントン拍子で授かる事ができたこと、とてもありがたく思っていると同時に、これから治療始められるかた、迷っている方がいらっしゃったら、こうやってすぐに授かれるケースもあるんだという事を知ってほしいです。
私たち夫婦の関係も、治療する事で改善されました。自然に授かろうとしていた時は、授かれなかった時はその時で考えれば良いと考える夫と、早く授かりたい私は常にタイミング前後イライラソワソワしてしまっていました。授かれないのを彼のせいにしてしまってたところもあります。ですが、治療に切り替える事で、お互いやるべきことをやる形になり、素直に運命に任せる気持ちになれました。そして治療を頑張っている私を彼は心から応援、労ってくれ、感謝の気持ちが芽生えたのです。
夫婦それぞれのストーリーあると思いますが、ぜひご夫婦でしっかり話し合われて、前向きに進んでもらいたいなと思います。

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