患者さまからのお手紙

2021年09月に出産された患者さまから

掲載日:2022年12月 9日

2人目の治療に赴くまでに、かなりの期間悩み、葛藤もありましたが、このたび1人目のときに採卵した凍結胚盤胞を使用して2人目を無事に授かることができました。
採卵がないのですぐに妊娠できるかと思っていたところ、着床しなかったり、流産したりして半年以上移植を繰り返す日々が続き、長女の時と同じくとてもつらい治療期間でしたが、諦めずに続けたことで可愛い次女を授かることができました。
今、移植を繰り返してつらい日々を送っている方へ、ちょっとしたおすすめのおまじないがあります。それは、「毎朝太陽に感謝すること」です。毎朝必ず上る太陽に、「今日も私たちを照らしてくれてありがとう」と心からの感謝を伝えているうちに、今自分が生きていること、無事に生活できていること、そして子どもを授かるための治療ができることに、自然と感謝の念が湧いてきます。
もちろん、子どもを授かるために治療しているわけですが「治療をやりたいからやっている」「治療ができていることがありがたい」「妊娠していない今も、私は十分幸せ」と思うことで、心のモヤモヤがすーっと晴れていくような気がしました。この境地に至った頃、半年間なんど移植してもダメだった私が無事に着床し、出産することができました。すべての人に当てはまるとは到底思っておりませんが、こんなこともあるんだよということをお伝えしたくて、長文書かせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

レター

患者さまからのお便り一覧