患者さまからのお手紙

2022年03月に出産された患者さまから

掲載日:2022年10月21日

結婚後なかなか子どもを授からず、自宅から近い病院に通い始めたのが不妊治療のスタートでした。検査の結果『多嚢胞性卵巣症候群』という排卵障害で妊娠しにくい事が分かりました。タイミング療法と人口受精を経ても妊娠には至らず、体外受精へステップアップしましたが初めての採卵は凍結胚を確保できずに失敗。その後、名古屋の有名な病院へ転院もしましたがそこでの採卵結果も残念な結果でした。
毎回診断結果に落ち込み、『このまま子どもを授からないかもしれない』と何度も涙を流してきました。予想以上に大変な治療に心と身体も疲れ、また経済的な負担も大きく。年齢の焦りも感じましたが『一度治療をお休みしてみよう』と一旦治療から離れました。今思えば、治療から一旦離れた事が私達にとってはとても良かったように思えます。1年間のお休み期間の中で夫婦でもう一度しっかり話し合いをして、『やっぱり子どもが欲しい!』と前向きな気持ちに切り替える事が出来ました。
『これを最後の治療にしよう!』と門を叩いたのが浅田レディースクリニックでした。『どうせ最後の治療なら一番有名なクリニックにしよう』と二人で決めて、往復4時間かけて頑張って通院しました。刺激周期では卵胞をたくさん育てるために薬や注射でしっかりと刺激をしました。そのお陰でたくさんの卵胞が採卵出来ました。今までの病院では採卵成績は良くても凍結胚は確保出来ませんでした。しかし、浅田レディースクリニックではなんと12個の凍結胚を確保出来ました。その後、初めての移植でまさかの妊娠!浅田レディースクリニックに通い始めてわずか半年で妊娠に至る事が出来ました。
結婚6年目、様々な病院と治療をして5年目。長い道のりでしたが諦めなくて本当に良かったです。不妊治療を通して、私は『子どもを授かるということは本当に奇跡なんだな』と感じました。また同じように悩んでいる人がたくさんいる事を知りました。ひとりでも多くの方の願いが叶い、赤ちゃんを抱っこできる日がきますように祈っています。

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