患者さまからのお手紙
2022年01月に出産された患者さまから
私は、妊娠4回目で出産することができました。元々チョコレート嚢胞があり、妊娠するか手術をするかと言われ、妊娠を選択し、その後すぐ自然妊娠できたのもの、切迫流産し、チョコレート嚢胞で炎症を繰り返したため右の卵巣と卵管を切除しました。
1回目に自然に妊娠できたからと、また自然に妊娠できることを待っていましたが、2年経ってもできず、年齢のこともあるので、不妊治療をすることにしました。そして、人工授精を3回しましたが妊娠することはなく、体外受精にステップアップし、2回目の妊娠をすることができました。ですが、子宮外妊娠で左の卵管を切除し、自然妊娠ができない体になってしまいました。ただ、体外受精で受精卵を凍結していましたし、2回も妊娠できたからか、不安はありましたが、きっとまた妊娠できるだろうと思っていました。
そして、3回目も妊娠できましたが、稽留流産になってしまいました。どうして妊娠はできるのに、こんなことばかり続いてしまうんだろうと思いましたが、自然妊娠することができない体なので、子供を出産するためには体外受精しか方法がありません。受精卵があるかぎり、やっていくしかないと思い、4回目の妊娠でやっと出産することができました。ここまでくるのに、お金も時間もかかりましたし、体外受精なので採卵のときなど肉体的にも大変でしたし、なにより心が辛かったです。
今までが今までだけに、妊娠中もすんなりいくわけではなく、出血することもありました。ですが、どんなときでも浅田レディースクリニックの先生たちは励ましてくれたり、大丈夫!と言ってくれたり、信頼できる先生たちばかりでした。こうして出産できたのも、治療を続けてきたからだと思いますし、たくさんいろんなことがあってからの出産なので、より一層子供に対する愛情も深いと思います。
オープンな性格なので、いろんな人に今までの妊娠、流産はもちろん治療の経過なども話していますが、少しでも誰かの何かになれたら嬉しく思います。

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