患者さまからのお手紙
2021年12月に出産された患者さまから
不妊治療をはじめたころは、まさか自分が、という思いと、仕事の時間の調整、夫との温度差、いつまでも授からないのではという不安など、もやもやとした先の見えない不安でいっぱいでした。他院で治療をはじめましたが、まだそんなに焦る年齢でもないからと、投薬コントロールをしないタイミング療法や、低刺激での体外受精などは、通院の負担が大きく、精神的にもとてもしんどいものでした。
浅田レディースクリニックに転院し、治療方針がはっきりしていること、待合スペースなども快適なこと、治療スケジュールなどもあらかじめきちんと説明していただけることなどから、治療のストレスは激減しました。治療の負担というものは、精神的にも、身体的にも、時間も経済的にも大きいものです。できるだけ早く結果を、という浅田さんの合理的な考え方は、わたしにはとても合っていました。
私は、タイミング、人工授精、体外受精とステップアップしましたが、決められた日に夫婦生活を持たなければいけないタイミングのときよりも、体外受精になってからの方が、夫婦の関係性は良くなり、精神的には楽になりました。自分が体外受精までしなければならないなんて・・・という思いから、ずるずると他院でステップアップできずにいましたが、今から思うと、早くステップアップすればよかったと思います。
幸いにして、一度の採卵でたくさんの凍結胚が出来ました。たくさんの凍結となったので、採卵費用は高額となりましたが、明快な診療で、あらかじめ項目を全て開示していただけていたので、心の準備もできました。他院ではオプションとなるところも、浅田さんは当然に含まれていたので、そういったところでも非常に安心感がありました。1度目の移植をしたあとに仕事の都合で県外へ引っ越しとなってしまいましたが、片道4時間かけて浅田さんに通うこととし、その後、2度目の移植で妊娠することが出来ました。
通い始めた頃は、治療がつらくなりすぎないように、「授からなくても仕方がない、夫婦二人だけの楽しさもある」と思うようにしていました。子どもが生まれて、びっくりするくらい子煩悩な夫の姿を見ていると、本当に治療をしてよかったと心から思いました。本当にありがとうございました。
妊娠も出産も育児も、肉体的には大変ですが、精神的に一番つらかったのは不妊治療中でした。ゴールが見えないというのはとてもつらいことですが、浅田さんは、本当に患者第一で、治療方針を考えられている病院で、見えないゴールを最短で目指してくれる病院だと思います。

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