患者さまからのお手紙
2021年10月に出産された患者さまから
掲載日:2022年5月20日
フルタイムで働きながらの不妊治療でした。正直精神的にも身体的にも大変でした。特に卵巣刺激中は、体が優れないこともあり仕事中に休ませてもらったりと、職場の理解があったことはすごく感謝しています。
また旦那さんにも何でも相談できたこと、同じように体外受精をしている友人がいたことも私の大きな支えになりました。一人では正直無理でした。不安です。だってうまくいく保証はないですからね。そのことについて夫婦でもたくさん話しました。前院で2度移植しましたがうまくいきませんでした。
その時はこんなにも泣けるんだと思うほど毎回立ち直れませんでした。そんな時も旦那さんが気分転換にドライブに連れて行ってくれたりと支えてくれました。
一緒に悲しんでくれたことも嬉しかったです。ひとりで抱え込み過ぎないように、周りに辛いことも嬉しいもちゃんと伝えてよかったと思っています。今、育児をしながら、一年前の今日は卵巣刺激始めた日だなぁとか移植日だったなぁとか思い出します。あの時があったから今がある。
何で泣いているか分からないし大変なことも多いですが、毎日幸せです。

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