患者さまからのお手紙
2021年6月に出産された患者さまから
浅田レディースクリニックに出会えて本当に良かったです。最高の医師、不妊治療に従事するスタッフの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
私は、もともと多嚢胞性卵巣症候群、無月経で1人目は26才のときタイミング法で授かりました。2人目希望だったため、1年で断乳して、不妊治療に入りました。初めは近くのクリニックに通い、タイミング法を5回行いましたが全く妊娠できず、苦しんでいました。卵の育て方に違和感を感じ、浅田レディースクリニックのホームページを見て、すぐさま、説明会に参加しました。このクリニックで妊娠したいと強く思い、通院を開始しました。
人工授精を4回、体外受精1回の採卵・4度の移植、29才で妊娠・30才で出産に至りました。1人目がタイミング法でできたので、2人目の道のりはとても長く感じました。人工授精を連続4回したときは、精神的に非常に疲れました。生理が来る度に涙が溢れ辛かったです。何故妊娠しないのかと疑問に思う日々でした。子どもがほしい一心で、ステップアップ、体外授精に進みました。お金の心配もありましたが、私は精神的な不安不調の方が大きかったので、体外受精に進めて良かったです。
採卵日3日前くらいから非常に強い吐き気に襲われ、出産の次に大変だと感じました。27個採卵でき、1回目の移植で運が良ければいいなと思ってましたが、妊娠反応でず、2回目の移植では妊娠反応がでましたが、9週で流産、強い悲しみに襲われました。諦めず、3回目の移植、しかし妊娠反応がでず、辛い、苦しい、どうしてこんなにも運がついてないのかと自問自答しました。1周期休憩をとり、4度目の移植、妊娠反応がでてホッとできたのも束の間、流産を経験しているので、この先出産まで辿り着けるのか不安な日々を送っていました。検診日まで待ち遠しく、いつもドキドキしていました。そのためか、血圧も高かったです。
4度目の移植で受精卵が成長してくれて、出産、現在4ヶ月になる元気な女の子の育児を楽しんでいます。不妊治療は、いつ終わりが来るのか予想がつかない、人を不安にさせるもの。でも、妊娠をいう結果が最高の幸福をもたらしてくれるものでもあります。
治療をしているみなさんへ。諦めない心、人と比べないこと、自分ひとりが悲しい思いをしているのではないんだと言い聞かせて、幸運が必ずやって来るものだと信じて過ごして下さい。私も、3人目を目指して、またいつか迎えに行きたいと思っています。

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