患者さまからのお手紙

2021年4月に出産された患者さまから

掲載日:2022年2月12日

私は浅田レディースクリニックで授かり無事元気な男の子を出産することができました。私はこの体験記に励まされ勇気をもらっていましたので、私と同じような悩みを持っている人にとって少しでも心の励みになればと思い、体験談を詳しく書かせてもらいます。
私は30歳の時に結婚をし、31歳になってすぐに自己流での妊活をはじめました。排卵していることは病院確認できていたのでいつか妊娠できるだろうと思っていた矢先、妊活開始から4ヶ月後くらいに受けた検査で、AMHが0.8という結果が出てしまいました。このまま自己流で呑気に妊活をしていると、いつの間にか卵子がなくなってしまい、永遠に妊娠できなくなってしまうのでは...ととても不安になり、遠回りはせずに早く確実に結果を出そうと、約1週間後には夫婦で浅田レディースクリニックの説明会に参加しました。
説明会で浅田院長のお話を聞き、妊娠がゴールじゃない、その先の育児に時間を使ってほしいという趣旨の言葉を聞いてとても共感しました。またはっきり物事を言う院長のスタンスに好感を覚えました。この先生のもとであれば、エビデンスに基づいた治療を行い、確実に結果を出してもらえると確信して、すぐに初診の予約をとりました。初診の際はとても緊張しましたが、先生にきちんと話を聞いていただき、とても安心できたのを覚えています。その場でAMHを再度測ったところ1.89でしたが、年齢のわりに低い数値であることは間違いなかったこと、先生から「まだ31歳なのですぐに体外受精にステップアップするのは有利です」と言ってもらえたことから、初めから体外受精に挑戦することにしました。
そこからはただただ、浅田レディースクリニックの指示のとおりに、薬を飲み、病院に通い、注射をし...という形で進みました。浅田レディースクリニックであれば確実にすぐに妊娠できると信じていましたし、主人も土曜日の診察には必ずついてきてくれ、自己注射の時も毎日横で応援してくれたので、1回目の妊娠判定までは精神的に不安になることはなかったです。3月に初めての採卵をし、9個の成熟卵がとれ、そのうち8個が受精し、4つが前核期胚、3つが胚盤胞として凍結できました。将来的に2人の子供を授かりたかったのと、何年後かにまた採卵しようとするとさらにAMHが低下しているだろうし卵子の質も低下してるだろうと思ったので、貯卵のため、もう一度続けて4月に採卵しました。
続けて採卵すると、多くの卵が取れると聞いていましたが、実際に2回目の採卵では、15個の成熟卵がとれ、そのうち13個が受精し、8つが前核期胚、4つが胚盤胞として凍結されました。また、胚盤胞のグレードも4AAや4ABなどよかったです。AMHの低さにもかかわらずこのような数の良質な胚を凍結できたのは間違いなく浅田レディースクリニックの先生と培養師さんの確かな技術によるものと思います。その後5月にはじめての移植をしました。ただ、この時にはじめて気付いたのですが、私は内膜が薄めで、この時もギリギリ7ミリでした。それが原因かは分かりませんが、結局この移植では妊娠には至りませんでした。浅田レディースクリニックであれば、一度の移植で妊娠できると信じ込んでいたので、どん底に突き落とされたような気持ちになり、沢山泣きました。
6月に再度移植周期に入ったものの、内膜が7ミリに届かず、結局移植はなしとなり、仕切り直しとなりました。この時はこの子宮内膜の薄さのせいで今後も妊娠できないのではないかと本当に本当に不安になり、精神的にもしんどかったです。しかし、7月には、子宮内膜の薄さをカバーするための薬(子宮の酸素濃度を低くする等をしてくれる薬)を処方していただき、再度移植周期に入りました。この時も結局内膜は7ミリに届かなかったものの、8月頭に、院長先生に移植をしてもらいました。そして、見事に陽性!重複子宮でしたので妊娠中は慎重に経過を診てもらいましたが、妊娠経過は順調で、9月には浅田レディースクリニックを卒業し、4月に無事元気な男の子を産みました。
体外受精だと病気や障害になる確率が高くなるなどの情報もネットで見かけることがありますが、今のところ病気や障害なども一切なく、成長曲線ど真ん中でとても元気に育っています!(産前に、念のためNIPTも受けましたが、問題なかったです。)こんなに子宮内膜が薄い状態で、薬を飲んだからといって妊娠なんてするのだろうかと半信半疑でしたが、浅田レディースクリニックを信じて本当によかったです。なので、内膜が薄い人もどうか諦めないでください。浅田レディースクリニックは、担当医制による診察ではないですが、どの先生も皆優しく、こちらの気持ちに寄り添ってくださいました(特に、初診の際の吉岡先生、荒木先生、齋藤先生にはお世話になりました。)また、看護師さんやその他のスタッフの方、培養師の方も、教育が行き届いているようで、優しく親切で、嫌な思いをすることなどありませんでした。
また、待ち時間も少なく、土曜日も診察していたり、こちらの仕事の都合も聞いた上でスケジュールを立ててくださるので、フルタイムでの仕事との両立もストレスなくできました。特に、品川院では、早朝診察を始めてくださいました。早朝診察となると、スタッフの方や先生方は7時頃から出勤しないといけないことになるにもかかわらずこのような画期的な診察を始めてくださったのは、働きながらもママになることを夢見て一生懸命頑張る女性の気持ちに心から寄り添ってくださっている証だと思います。本当に素晴らしい病院です。感謝してもしきれません。
私はとにかく早く結果を出して、先の見えない暗いトンネルから抜け出したかったですし、出産育児というゴールからすればどのように妊娠したかなんて関係がなく、主人も同じ気持ちでいてくれたので、ほとんど迷うことなく体外受精にステップアップする選択をできましたが、いま横でスヤスヤと眠る愛おしい我が子とその我が子を愛おしそうに抱く主人を見ると、あの時あの選択をして頑張ってよかったと改めて思います。そうでなければ、今でも先の見えない暗いトンネルの中にいて、常に不安や黒い気持ちが付きまとい、友人や親族の妊娠を喜べない人間のままだったかもしれません。せっかく技術が進歩した時代に生きていて、自分が幸せになれる可能性が高い道を選択できる状況にあるならば、早く選択するのがいいと思います。
妊娠出産育児を望むのであれば、後悔のないように思い切って選択をしてください。そして、ママになることを望む方が1日でも早く可愛いお子さんを抱ける日が来るよう心からお祈りしております。
最後になりましたが、浅田レディースクリニックの皆様、本当に本当にありがとうございました。必ず2人目も授かりたいと思っていますので、その際もお世話になるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。

レター

患者さまからのお便り一覧