患者さまからのお手紙
2020年8月に出産された患者さまから
私は浅田レディースクリニックが初めての不妊治療でした。会社員の仕事をしながら約1年通院して、2回の人工授精、2回の採卵と4回の移植で人生初の陽性判定を頂き、女の子を授かりました。治療を始めるまで自己流で妊活を1年半ほどしましたが全く妊娠せず、当初は別のクリニックに決めかけていましたが、浅田先生のお話を聞いて、先生を信じてみたいと思い、すぐに通い始めました。
不妊治療を始めた時、既に35歳だったこと、1年半も自然妊娠出来なかったことを考えると不安がありましたが、治療は希望を叶えてくれるものと思うと楽しみでした。ひと通りの検査では、AMHが1を少し上回る位しかなかったこと以外は夫婦共に問題は無かったため、人工授精から始めました。しかし、全くかすりもせず、1回目の後に先生から、3回までにしてステップアップを考えようと言われ、2回目でやめて体外受精へステップアップしました。
1回目の体外受精は毎日注射を打ち、10個採卵しましたが、成熟卵が少なく凍結出来たのは前核期胚2個で、2回の移植は陰性に終わりました。2回目の採卵は2日に1回の注射に減り、取れた卵は1回目と同じ10個に対して、5個の胚盤胞と4個の前核期胚を凍結保存することができました。3回目の移植は陰性に終わりましたが、4回目の移植で2個戻して1個が着床してくれ、そのまま無事育ち出産することが出来ました。
通い始めてから私が治療のためにした事は葉酸サプリを飲むことと、先生に言われた日に通院することくらいでした。浅田先生には診察していただくことはありませんでしたが、治療方針が統一されていて、どの先生でも安心して受けることができました。説明会の時に浅田先生は、治療を受ける私達が妊娠するために頑張ったり、なにかすることは無いと言っていたのですが、その言葉を真に受けて私は食べ物も好きなものを食べ、これといった運動もしていませんでした。また、もし妊娠したらしばらくできなくなると思って、採卵が終わったタイミングでストレス発散に夫婦で国内外に旅行にも行き、我慢は最小限にして楽しむようにしていました。(治療前にかなりの家計見直しをしたので、普段の無駄を排除でき、金銭面の不安も軽減できたと思います)
妊活中はいろいろ頑張らなくちゃとか、我慢しなくちゃって思いがちですが、妊活中こそ我慢せずに好きなことをやって過ごしてほしいなと思います。なぜなら、妊娠したら本当にやりたくても出来なくなることが増えます。赤ちゃんが欲しいと思っている間は、妊娠・出産がゴールになりがちで、その先の具体的な生活をあまり考えられずにいましたが、出産したら出来なくなることも増えるので、今のうちにやりたい事楽しもうって気持ちで治療に励むのが良いのかなって思いました。
これから浅田レディースクリニックで治療を考えている方には、どうか頑張りすぎずに、今の生活も楽しみながら治療をしてほしいなと思います。

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