患者さまからのお手紙

2021年4月に出産された患者さまから

掲載日:2022年1月28日

私が治療を始めたきっかけは、もちろん「赤ちゃんがほしい」その気持ちだけでした。自然妊娠が全く出来ず、何か問題があるのではとこちらのクリニックで検査をしましたが夫婦共になにも問題はありませんでした。
タイミング療法、人工授精を続けても全くかすりもせず虚しさと悔しさと毎回ショックを受けて、体外受精を決断しましたが「もしかして一生妊娠しないのでは」と大きな不安をずっと抱えていました。治療に関して自分の家族に打ち明けた時、両親も兄弟も理解をしてくれて応援してくれましたが義両親からは「そんな不妊治療する必要はない」と言われたり周りで妊娠した人がいたり、SNSで知人の妊娠、出産報告を見て落ち込んだり妊活(治療なし)をしている同僚に打ち明けても「そんな焦るくらい子供ほしい?」と言われたり本当に色々あり、たくさんたくさん傷ついてきました。同じ方、たくさんいらっしゃると思います。
そんな時私をいつも支えてくれたのは夫でした。生理が来て悔しい、悲しい、人工授精、採卵、体外受精をする際に伴う痛みや不安はどうしたって女性の私たちしか分かりません。それでも、ずっと寄り添ってくれて私を話を聞いたり、ご飯を作ってくれたり好きなところへ連れて行ってくれたりと、精神的にずっと支えてくれました。諦めずに走ってこれたのは、夫がいたからに他ならないです。
私は治療を受ける女性もそうですが、ご主人は特に頑張ってくださいと言いたいです。夫婦2人で、辛い治療を乗り越えてください。お二人の元に早く可愛い赤ちゃんが来てくれますように、、、

レター

患者さまからのお便り一覧