患者さまからのお手紙

2021年1月に出産された患者さまから

掲載日:2021年12月 3日

勝川クリニックの先生、スタッフの皆様方お元気にされているでしょうか。現在娘は5ヶ月になり、笑いかけると嬉しそうに舌を出し、手足をバタバタさせて応えてくれます。上の子の時も顕微授精でしたがこの子の治療は上の子よりずっと大変でした。
一人目の治療開始時は29歳で一回の採卵、二回目の移植で妊娠しました。病院に任せてしまえば二人目の治療もスムーズだろうと思っていたのです。しかし、出産一年後に再開した不妊治療は難航。排卵誘発剤がなかなか効かず毎回最大容量を使用しても採卵に至るのは数個以下。顕微授精させて翌日残るのは良くて一個でした。質の良い卵が育たないのです。
さらに困ったことに当時通院していた医院は医師が変わると治療方針が引き継がれないことがあり、こちらが状況を説明しなければいけませんでした。その後一度妊娠するも化学流産したのを機に今後について主人と話し合い、転院を決め、友人に紹介された浅田レディースを受診しました。そして改めて一通り検査を受け、AMHの結果を見て驚きました。29歳の時に受けたときは5,66だったのが33歳で2,28になっていて(さらに半年後は1,61でした)、身体はどんどん老いてるということを数字で思い知らされました。
ALCに転院後も排卵誘発には苦労し、思うような結果が出ないときは先生に弱音を吐いてしまうこともありました。当時担当してくださった勝川クリニックの伊藤理恵先生は私の話を聞いてくださり、その後私の治療の問題点を見つけて直接浅田先生に相談し治療方針を組んでくださいました。結果的に次の採卵で良い卵が育ち、妊娠出産に至りました。日々の沢山の仕事のなか、一人の患者に寄り添い親身になるというのは言葉で言うよりずっと難しく骨の折れることかと思います。
ALCの先生方は人間的に温かいだけではなく、問題を共有するスタッフ間の風通しの良さ、解決のため前に進む強さがあります。不妊治療は結果を保証するものではないのですが、子どものために治療すると決めて進むなら浅田レディース以外無いと思います。
最後になりましたが、先生、スタッフの皆様本当にありがとうございました。今後益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

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