患者さまからのお手紙

2021年2月に出産された患者さまから

掲載日:2021年11月26日

26歳から妊活をしていましたがなかなかすぐ授かることが出来ず、近くの産婦人科へ相談に行きました。そこではクロミッドを飲んで卵子を増やし妊娠する確率を上げようという治療でした。今では多胎妊娠の可能性も増えてしまうリスクがあると分かりますが、その時は妊娠出来るのならと受け入れて服用していました。
イライラがおさまらない副作用もありました。結果授かることは出来ませんでした。その後は治療費が安いという話の体外受精も行っている産婦人科に通いましたが、妊婦さんが沢山いるなかで自分は授かれずに辛くて痛い治療をしていることが本当にストレスで病院で涙が出てしまうこともありました。
その病院で夫の検査を行い、夫に問題があることがようやく分かりました。人工授精数回、卵管造影検査、体外受精を行いましたが駄目で、体外受精の1回目は刺激で卵が増えすぎてしまい、OHSSの危険があるからと中止を言い渡され、2回目は採卵7個出来たものの、1個を移植し陰性に終わりました。その医者からは若いのに卵の質があまり良くなかった...と言われこれまでこんなに頑張ってきたのに何故?という気持ちで妊活を一旦辞めました。
また2年後に治療を再開することになり、浅田LCにお願いすることに決めました。治療費は以前の病院よりもかかるようでしたが確実に可能性の高い場所へ行きたかったためです。職場に問題があったことと、治療に専念したかったので退職し臨むことになりました。浅田LCは無料WiFiもあるので時間つぶしには困りませんでしたし、何よりここにいる人は自分と同じ思いを持って頑張っている人なんだという事が励みになりました。
こちらでは夫婦でまず色んな検査を行い、多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。それで以前の病院では上手く行かなかったようです。そこで私に合うよう先生方が上手く刺激を指示して下さり、何十個も採卵、沢山の胚盤胞を凍結、1個目の移植で妊娠することが出来ました。それから元気な男の子を出産し、現在は頑張って育児をしています。今までは夫が原因なのになぜ自分が痛くて辛い思いばかりしなければいけないのか、すぐ子どもが出来ていれば嫌な職場もすぐ退職出来ていたのに、治療のお金がかかることもなかったのに、と嫌なことを考えていましたが子どもが生まれてからは、この子に会うために必要なことだったんだと前向きに思えるようになりました。
これまで自分の反省点を踏まえてお話すると、本当にすぐ子どもを授かりたいとお考えの方は近所の産婦人科などではなく専門である浅田LCにお願いするのが確実だと思います。今までの結果を考えても本当にプロだと思います。全てお任せしようと信頼出来ました。一時は夫婦だけの人生を歩むことも考えていましたが、浅田LCの先生方、明るく真摯に対応して下さったスタッフの方々には本当に感謝しております。
治療中はこちらの皆さんのお手紙を読んでずっと励まされていました。今度は自分のこのお手紙がどなたかの少しの励ましになるのであれば幸いです。

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