患者さまからのお手紙
2020年12月に出産された患者さまから
掲載日:2021年10月 8日
結婚後1年近く経っても妊娠できず、他院を受診したところ卵巣嚢腫と低AMH、さらに重度の乏精子症のため体外受精でないと妊娠が難しいと診断され、思い悩んだ日々を過ごしていました。治療を行うのかどうか、治療開始してもいつか諦めるときが来るのではないかと不安を抱きながらも、後悔のないように治療を進めることにしました。いくつか専門クリニックの説明会に参加した中で、浅田院長の説得力のある説明と熱意から信頼して治療を受けようと決めました。「子宮内膜症でも妊娠実績があり、全く問題ありません」という言葉も決め手となりました。
治療開始後は、刺激を行っても卵胞があまり育たず1回目の採卵では当初想像していたよりも採卵数がかなり少なく落ち込みました。ですが、2回目の採卵、凍結胚移植と治療を進めていく際に毎回丁寧な説明があること、手術中の優しい声掛けがあることなど、安心して任せることができました。2回目の胚移植で妊娠できたときは実感がないままクリニックを卒業となりましたが、治療開始して1年後には大きくなったお腹で子どもと共に過ごし、胚移植日の1年後にはどんどん大きくなって寝返りもできるようになった子どもを抱っこする日々を送ることができました。
治療が必要であるという現実に向き合った日、先の見えない治療を始めたころ、何度もクリニックに通って、何本も注射したこと、辛い思いもたくさんしましたが、治療して子どもに会うことができて良かったです。
浅田院長はじめ、医師、培養土、看護師、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

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