患者さまからのお手紙
2020年12月に出産された患者さまから
42歳で無事に女の子を出産しました。39歳で結婚して3年で授かった子です。結婚が遅かったので最善最速と決めて最初から体外受精を選択しました。しかし子宮筋腫があり、子宮環境を整える為に2回の筋腫摘出手術し、6回の採卵、11回の移植となかなか最速とはいかなかったです。5回の移植までは他院で受診していましたが、5回目の陰性で「あなたくらいの年齢では良くあること」と言われ、もうここでは頑張れないと浅田レディースクリニックに転院しました。
転院してもすぐには結果が出なかったですが、浅田レディースクリニックの先生方は寄り添って下さり、病院の環境もとても良く、何とか頑張れました。待合室のパーテーションのある席で名駅の街並みを見ながら、涙を流した事もあったし、いつも心配してくれる親友に「もう聞かないで!そっとしておいて!」と吐き捨てたり、主人には暴言やクッションも飛ばしました(笑)。そろそろ潮時、諦める覚悟の準備もしていかなければと思い始めていた11回目の移植で妊娠判定を頂いた時は信じられない思いで、素直に喜べず、主人とまだ喜んじゃいけないねと安定期まで喜べなかったくらいです。
でも妊娠中のあの神秘的な感覚や出産の感動は一生忘れる事の出来ない体験でした。そして今はもうすぐ5ヶ月の娘がいつもママである私を目で追い、見つめてきます。こんなに人に見つめられるのも求められるのも初めてで、こんな幸せがあったんだと驚くばかりです。昨年、コロナによる初の緊急事態宣言で治療を中止する病院もあった中、治療を続けて下さった浅田レディースクリニック様には本当に感謝しております。その時、41歳になっており、わたしには時間がない!緊急事態宣言でも這ってでも行ってやるくらいに思いながら、移植に挑み妊娠出来ました。あの時、浅田レディースクリニックへの転院を決意した事は間違っていなかったです。
この授かった命を一生掛けて守って行きたいと思っています。本当にありがとうございました。

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