患者さまからのお手紙

2020年10月に出産された患者さまから

掲載日:2021年8月20日

2017年に採卵と体外受精をし、2017年、2020年にと2人の子どもを出産しました。2015年に自然妊娠しましたが流産し、その後妊活を半年続けて妊娠しなかったため不妊治療を考えました。近所の産院では、一度自然妊娠したのだから不妊治療を始めるのは早いし、まだ若いから大丈夫と言われました。
本当に大丈夫なの?というモヤモヤした気持ちと一度失った命を早くまた授かりたいという焦りからとても苦しい日々を過ごしていました。生理が来るたびに落ち込み、早く来月が来ないかと焦り、毎日を大切に生きられないことが本当に辛かったです。たまたま友人がこちらのクリニックで治療したことを教えてもらい、早く楽になりたいという一心で受診しました。
いざ治療を始めると、3回の人工受精でも妊娠に至らず、私たちには体外受精が必要だとわかりました。体外受精を始めたときには流産から一年経過していましたが、その頃にはメンタルは病む寸前だったと思います。幸い、一度の移植で妊娠出産に至り、本当に嬉しかったです。
あのとき自然妊娠できたのは偶々で、あのまま不妊治療を始めなかったらと考えるとゾッとします。そして若いうちに採卵できたので二人目以降もストレスフリーで計画できました。不妊治療はクリニック選びが重要です。治療を迷われている方はぜひ体外受精まで見通せるクリニックで治療を受けて欲しいと思います。治療を始めてみないと、何が問題でどんな治療が必要かわかりませんから、最先端の技術を持つところがよいと思います。

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