患者さまからのお手紙

2020年08月に出産された患者さまから

掲載日:2021年6月18日

自分には、もう子どもは授かれないと思っていました。赤ちゃんや、子連れの人を見る度に、黒い気持ちになった事も...基礎体温をごまかしたり、何度もはかりなおして都合のいい温度に書き換えた事も。浅田さんの前にも、不妊治療をしていましたが、あの時、転院の決意をしていなかったら、きっともっと遅くなって、お金もかさんでいただろうなと思います。もしかしたら、授かれずにいたのかも。
仕事との両立はなかなか大変だし、通院中は、拘束時間もとても長いです。転院前は、仕事に支障が少ない病院でした。転院した時、私は、仕事より治療を優先する事を決意しました。今日が1番若いんだから、今日やらないと!と思って、治療もがんばってきました。私は、不妊治療も妊娠も、症状が出やすくとてもつらい状態でした。心拍が確認できる前から、強い吐き気に襲われました。
臨月になるまで吐き気が続き、全く食べれなくなりました。イライラしてストレスで気が狂いそうでした。重症妊娠悪阻(つわりのひどいやつ)と、子宮頸管無力症(切迫流産・切迫早産)で、4ヶ月入院しました。にも関わらず、息子は予定日を3日過ぎても出て来なかったので、誘発、吸引で自然分娩で産まれてきました。乗り越えた今、息子を見て本当にがんばってよかったなと、心から思います。
息子は、とっても大きく、強く、丈夫に育っています!まだ、息子は4ヶ月ですが、私は、子どものいる人生を選択してよかったと思います。でも、私たちには、自然妊娠は難しかった。浅田さんには、本当に感謝しています。ありがとうございます。

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