患者さまからのお手紙

2020年07月に出産された患者さまから

掲載日:2021年5月28日

私はAMHの値が低く、タイミングはせずに人工授精を4回行いましたが、妊娠できず治療開始半年後から体外受精に入りました。1度目の採卵は運良く10個以上採取でき10個正常受精できました。その受精卵の胚盤胞を3回、初期胚を1度移植しましたが、妊娠できませんでした。
全ての受精卵を移植したため、2度目の採卵をしました。採取できた卵子の数は1度目とほとんど同じできたが、培養されていた受精卵が1つも胚盤胞に育ちませんでした。その時もう自分は妊娠できないかもしれないと強く感じましたが、診察してくださった先生に2度続けて採卵したら、良質な卵子が採れると言われました。
私も主人も毎日の自己注射や採卵(私の場合は子宮の場所が経膣採卵では難しかっため、経腹採卵でした)をもう1ヶ月半する覚悟がなかなかできませんでしたが、先生の言葉を信じて採卵しました。私の場合、採卵を早くした方が良いなど、私の体を診て適切な診察をしてくださったおかげで、3度目の採卵でも10個程の受精卵から培養して2つの胚盤胞を育てていただき、その2つの胚盤胞を移植し無事出産し、我が子を抱くことができました。先生の言葉を信じて、治療して本当に良かったと思います。
結果が出るか不安の不妊治療の中、先生を信じて良かったと心から思っています。私は治療から1年8ヶ月ほどで妊娠できました。結果がすべてだと思いますが、ここの先生を信じて私のように我が子を抱くことができることを心から祈っております。

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