患者さまからのお手紙

2020年04月に出産された患者さまから

掲載日:2021年4月 2日

クリニックには約1年通い、2回目の顕微受精で妊娠し42歳で出産しました。タイミング1回、人工授精1回、体外受精1回、顕微授精2回とステップアップしました。
年齢的に体外受精からした方が良いというのはわかっていたのですがステップアップは出来ても後戻りは出来ないのであとになって「あの時、タイミングや人工受精もしておけば良かったのでは?」と思い悩むのではないかと相談したところ1回だけタイミング、人工受精をすることになりました。結果、考える時間ができて気持ちもスッキリ前向きに取り組むことが出来ました。
タイミング、人工受精を1回だけやることは治療的には何もしてないのと一緒だと説明をしながらも最終的に顕微受精に安心して進めるように導いていただき感謝しています。治療を進める中で気持ちが追いつかなかったりモヤモヤしたら抱え込まずにパートナーや先生に相談した方がいいと思います。最先端の治療だけでなく気持ちも大切にしてくれるクリニックです。
年齢や金額的に顕微受精も2回までと決めていてもしも子どもが授からなかった場合でも夫婦2人どう人生を歩もうかと先のことを話し合うようにしていました。子どもを授かってもそうでなくても幸せであるように、子どもを授かるため、子どもを諦めるために通った1年でした。40代で子どもを望むこと、不妊治療をすること、誤解や偏見もあります。あまりネットの情報に惑わされず悩んだら先生に質問して相談してください。
今は子どもが可愛くてしょうがないです。この子に会うために頑張って良かったと思います。先生方には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
悩んでいる方は1歳でも若いうちにクリニックの説明会へ。時間は待ってくれません。説明会で今まで自分自身が偏見や誤解やネットの情報に惑わされていたなと気がつくことが出来ました。私は仕事優先で自分のことは二の次で気がついたら40代でした。もう少し早く、せめて30代半ばにクリニックに出会っていればと思うことがあります。

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