患者さまからのお手紙
2020年05月に出産された患者さまから
掲載日:2021年3月26日
結婚後なかなか子宝に恵まれず、不妊治療の言葉が頭をよぎるもののなかなか行動に移せませんでした。理由としては、治療費が保険適用外で高額、治療内容が良く分からない、私の場合は自宅から浅田クリニックが遠方にあり通院が大変等、理由は様々あるものの漠然と不妊治療に不安があり本格的な治療に進む事をためらっていました。
当初、自宅近くの不妊治療を行なっているクリニックに通ったり、民間療法(針)やホットヨガに通ったりしましたがどれも実を結ぶ結果にはならず、どうせお金をかけるなら実績のある病院にしようと重い腰を上げ浅田に通いました。
私たち夫婦は治療の甲斐あって子供を授かる事ができましたが、もし出来なかったとしても不妊治療の実績がある浅田で縁がなければしょうがないよねと諦める事ができるし治療を受けない方が後悔するだろうと思いました。出口の見えない治療だからこそ、治療に対して夫婦の足並みが揃っている事がとても重要だと思います。
また、治療を受けていく中で夫婦間でよく話し合った事はいつまで続けるかという事です。こればかりは、お金をたくさんかけたからといって結果が出るものでもありません。早く治療を受けて早く結果が出れば、その後の家族計画も立てやすいでしょうし、私自身もう少し若ければまた採卵からスタートして二人目を考える事も出来たなと思います。通院中は妊娠する事がゴールのようになってしまいましたが、出産するまでも長い道のりがあり子育てが始まってしまえば妊娠という事は通過点にすぎません。育児は大変ですが、我が子はとても可愛く尊いものです。治療を進めていく中で落ち込んだり悩んだりする事は少なからずあるとは思いますが、皆さんの治療が良い結果に繋がることを末筆ながらお祈りいたします。
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