患者さまからのお手紙
2019年3月に出産された患者さまから
掲載日:2020年9月 4日
私は他の病院から転院してきました。その時すでに45歳。幸運にも採卵、受精まではいつも問題なく進みますがそれからが続かなかった。年齢のことは分かっていましたが諦められず、止めるか継続か答えが出せずどうしたら良いか悩んでいた時に市民講座で知った大学病院での不妊に関する無料カウンセリングを知り申し込みました。そこで『無理だよ』とハッキリと言われたら諦められるかな?と訪ねると『後悔しなくなるまでやりきって欲しい』と。ただし採卵出来る、金銭的になんとかなる、精神的にまだ頑張れるなら・・・と付け加えられました(笑)ならば最後に転院してやりきると決めました。
そして浅田レディースクリニックでの最初の移植で陽性。でもその後心拍が弱まり流産しました。これで諦められるかな?と思いましたが逆にあたしまだイケるかも?と46の誕生日で諦めるはずがあと少しと一年またチャレンジし47歳にて3,926?の大きな息子を帝王切開で出産しました。でも通院中の頃はいつも辛かった。いつも気が狂いそうでした。よく泣きました。今治療で大変な思いをしている方を心から応援しています。でもきっとあなたにも赤ちゃんが来ますよなんては軽々しく言わない。本当に厳しく険しい道を行くことになるから。どこかで『あなたは授かったからの余裕、上から目線ね』と思う方も居るだろうと思うし、あたしがそうだったから。でも先生を信じて、自分を信じて旦那さまと一緒に頑張って下さい。みなさんの幸せを祈っています。最後に先生には本当に良くして頂きました。心より感謝しています。ありがとうございました。多忙の中、嫌な顔をひとつせず前向きになる言葉を掛けて頂き救われました。お身体に気をつけて頑張って下さい。
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